未来のスター君に恋をした。

３３、くっつけたい！くっつけ隊！ ページ35

【一華side】
あ、逃げられた。うん。きっと今、やっと自覚したんだろうな。でもよかった！これで正式に応援できるね！

一華：「用事があって切られてしまいました……」
司：「用事があったなら仕方ないな。だが一華、さっきの「運命の人」という発言は一体何だったんだ？」
一華：「え、私そんなこと言いましたっけ？」
司：「オレにはそう聞こえたぞ？」

やばい！Aちゃんとの話に夢中になってたから、うっかり言っちゃったのかも！

一華：「気のせいですよ〜！――あっ！学校の支度しなきゃ！」
司：「明日は日曜だぞ？」
一華：「え、あ、あー……。オープンキャンパスの準備です！まだ先だけど、準備大切！では失礼しまーすっ！」


ふー、逃げることができてよかった。


〜咲希と一華のトークルーム〜
咲希：『一華ちゃん、「くっつけ隊」って何？名前変わってたけど……』
一華：『よくぞ聞いてくれました！！Aちゃんと天馬くんをくっつけ隊だよ！』
咲希：『なるほど！くっつけたいからくっつけ隊なんだね！』
一華：『うん！』

この調子で、Aちゃん達をくっつけよう！




【Aside】
A：(？一華ちゃんからだ！)

〜Aと一華のトークルーム〜
一華：『ちょっと外出てきてくれる？渡したいものがあるの！』
A：『いいよ』


外に出ると一華ちゃんがいて、袋を渡してきた。

一華：「これね、私からのプレゼント！」
A：「わぁ、ありがとう！開けてみるね！」
一華：「うん!」


中には、フェニランのチケットが入っていた。


一華：「じゃーん！でもね……」

え？

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