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助け ページ1

「日の呼吸 玖ノ型・輝輝恩光」

突然私の視界に紅蓮の炎が迸った。私の四肢を掴んでいた手が緩み、拘束から解放された。
高い所で拘束されていた私は、そのまま落下する。受け身を取ろうと体を動かそうとするが、鬼に掴まれていた部分に強烈な激痛がはしり、上手く体を動かせない。「このままでは地面に強く激突する」....そう思った瞬間、誰かが優しく受け止めてくれた。

貴「無事か?」

見えたのは、陽炎のような痣、先は赤みがかった髪、花と蝶の柄の耳飾り...男の子だった。不思議な感覚だ。私を抱えている彼の手はお日様のように温かかった。
 
 
◇時を遡り数十分前

貴「気配が近くなってきたな...しかも今までの奴らとは少し違う、禍々しい気配だ!」

俺は、さっき逃げてきた参加者から異形の鬼の事を聞き、ここまできた。

貴「俺が行くまで...持ち堪えてくれ」

戦場へ駆け出していくと、さっきの参加者が言った通り、狐面を付けた女の子がいた。しかしまずい、このままでは、四肢を引きちぎられる!

そして聞こえた、「助けて」と言う声が。それを聞いた途端、一気に速度を上げ、飛び上がる。

貴「日の呼吸 玖ノ型・輝輝恩光」
 
俺は狐面の少女を拘束していた腕を斬り落とした。
 
地面に落下しそうになった狐面の少女を抱え、鬼から距離を取り着地する。
 
貴「無事か?」
 
炭義は、真菰の容態を確認する。透き通る世界によると、鬼に掴まれていた腕の骨にヒビが入ったようだ。その他は、掴まれた時の跡が出来ていたくらいであった。

貴「(腕の骨以外は異常無しか。しかしこの状態じゃ、まとも戦うのは不可能だな)」
炭義は少女を降ろし無事を確認すると異形の鬼に顔を向ける。

「ちきしょうちくしょうちくしょう!このガキがぁぁぁ!!折角鱗滝の弟子を殺すところだったのに!!俺の邪魔をしやがってぇぇ!!!」

鬼はブチ切れながら二人にに向かって何本もの拳を伸ばして突き出す。

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夜空 星夜更新楽しみにしてます! - 更新楽しみにしてます! (2022年8月30日 10時) (レス) @page20 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
- 「合格者」のページ 真菰のしゃべるところが伊黒になってますよ! (2022年5月25日 22時) (レス) @page7 id: 5ace0f76be (このIDを非表示/違反報告)
ソライロ kanata - めっちゃ面白かったです!!最新がんばってくだっさい! (2022年5月9日 23時) (レス) @page20 id: f911c90cb4 (このIDを非表示/違反報告)
Ry osd(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2022年4月17日 11時) (レス) @page20 id: 36c362b669 (このIDを非表示/違反報告)
- しのぶちゃんかわいい(真顔) (2022年2月19日 22時) (レス) @page20 id: aed7ae9d74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:TSUBASA | 作者ホームページ:http://exiledaisuki0113  
作成日時:2021年10月26日 23時

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