検索窓
今日:16 hit、昨日:81 hit、合計:128,482 hit

赤面 ページ42

俺とカナエは、偶然出会った2人の鬼に案内され浅草にある珠世達が住んでいるという屋敷に居た。普通の人間からは見ることができない結界のようなもので屋敷全体を覆っている。聞けば、兪史郎の血鬼術らしい。

愈史郎「茶だ。珠世様以外には淹れたくないが、一応客人だからな。感謝しろよ、鬼狩り」
 
貴「...ありがとうございます」

カナエ「ありがとうございます」
 
屋敷に入ってから珠世さんに案内され居間に通された。その後愈史郎と呼ばれた彼が淹れてくれた茶を一口飲む。

貴「......美味しい」

愈史郎「当たり前だ。毒を入れるとでも思ったのか?」

カナエ「いや、普通にお店に出してもいいくらい美味しい。それと愈史郎さん....」

愈史郎「何だ?気安く名を「愈史郎さんは珠世さんの事が好きなんですか?」────な、貴様何を言っている!?」
 
愈史郎は顔をリンゴのように真っ赤に顔を染めた。

カナエ「その様子だと、当たりですね。
私も愛してる人がいるから分かります」

カナエは縁吉を見て平然と愈史郎に告げる。愈史郎は更に顔を真っ赤にする。

カナエ「愈史郎さんの態度を見ればわかります。愈史郎さんの発言は珠世さんを思ってのことだと、鬼殺隊を協力者にして危険を増やしたくないという気持ちも...」

愈史郎の真意をすぐに理解した縁吉とカナエだが、

愈史郎「う、うるさい!珠世様が来るまで黙ってこれでも食っていろ!」

貴「ムグッ!」
愈史郎は縁吉の口に菓子を突っ込む。縁吉は道中、珠世と愈史郎の会話を聞いていた際、珠世の表情が一瞬綻んだのを確かに見た。

愈史郎「俺が珠世様を好いている事を本人の前で絶対に言うな、いいな?」

貴「....」
 
縁吉が菓子を口に含めたまま首を縦に降って返答するのとほぼ同時に、珠世が部屋に入ってきた。そのため、愈史郎は彼女の左斜め後ろに控える。

珠世「愈史郎、お客様に対して無礼な真似をしないでください」

愈史郎「はい珠世様!」
 
珠世が縁吉への非礼を叱ると、

その兪史郎は俺を睨みつけたまま珠世の横に正座をして座っている。

さくちゅ

子孫→←珠世



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶カナエ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

和南(プロフ) - 親方様ではなくお館様ですよ (2022年7月20日 12時) (レス) @page20 id: 7da2eafba5 (このIDを非表示/違反報告)
真田 - ダイヤのAやワンピース、黒バスは更新しないのでしょうか? (2022年1月5日 23時) (レス) id: dd9dcc7a90 (このIDを非表示/違反報告)
ロック - ダイヤのAやワンピースは更新しないのでしょうか? (2021年10月18日 14時) (レス) id: 63b5797a08 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白い作品ですね。続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年9月26日 16時) (レス) @page43 id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
俺やで!(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!! (2021年3月5日 7時) (レス) id: cfb8b285e6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:TSUBASA | 作者ホームページ:http://exiledaisuki0113  
作成日時:2021年1月13日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。