【鬼滅の刃】鬼殺隊最強の剣士

温泉 ページ13

静かな夜、縁吉は里にある温泉にいた、しかしこの場にはもう1人、先に入っていたカナエもいて少し距離をとった所に浸かっている。

貴「ふぅ.....いいお湯、しのぶも来れたら良かったのに」

カナエ「カナヲの事もあったしやりたいこともあるから今回は諦めてたわ、それに怪我人も来る可能性があったから」

貴「日に日に増えてるよね、しのぶが薬学に精通している事もあるけど」

しのぶは薬学に精通している、特に毒に関しては知る中で一番詳しい、解毒も含め彼女のお陰で生き延びた命も多い。

貴「でもしのぶ一人だと限界が来るだろう、奏も手伝ってはいるが」

カナエ「私の腕もしのぶには及ばないわ、貴方の言う通りしのぶの腕が上がるほど忙しくなるわね」

貴「最近は思う、若手が育たない影響で無駄な犠牲が多い、鬼を滅してこそ鬼殺隊だがそれが全てではないと思う、鬼殺隊に入っても鬼の恐怖に負けて何も出来ず死ぬ奴もいる、そういった連中は裏方に徹してもいいかも知れない、親方様に進言してみようと思う」

カナエ「貴方らしいわね、そういった所も好きよ」

貴「...」

何も言わず視線を逸らす縁吉、カナエは少し溜息を付きながら彼の左隣に移動。頬を赤く染めながら左腕に抱きつく。

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