青道の貴公子 (ページ22)

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小湊「今日は楽しかったよ。入学後は色々と手を貸してあげることにするよ」
　
新田「それは心強いです。その時はよろしくお願いします」
　
御幸「俺、アイツらをリードするのかよ。やっば、興奮するｗｗｗｗ」

小湊「それに友沢君だっけ？俺は、君とポジション被るけど負けないから」

友沢「望むところです」(ブワッ)

御幸「オーラが出てるよ。哲さんにそっくりだ(笑)」
　
　
一方、高瀬は、いろんな店舗に行き歩き食いをしてる事が分かった。
　
高瀬「モグモグうめぇ！！...ん？奏太と亮がいない。食べてる事に集中しすぎたぁ！！」

新田「アイツいないなぁ。帰ったのかな？」
普通科を見学していた新田と友沢は、辺りを散策することに。すると、

友沢「それはないと思う。
京都から来たんだぞ」
　
新田「だったな。
ん？ハンカチ？こんなところになんであるのかな？」
女物のハンカチが床に落ちており、新田はそれを拾う。

「すいません。このハンカチは、私のです」

新田・友沢「！！」

声がした方を見たら美人な女子生徒がいた。

新田「はい。そこに落ちてたんで拾いました。
どうぞ」

「ありがとうございます」

新田「いえ。ん？青道の制服」

よく見たらこの女子生徒は、青道の制服を着ていた。

「？はい。そうです。貴方達は？」

新田「俺達は、見学です」

「そうだったんだ。私は、青道高校2年生の藤原貴子
です。よろしくね」

新田「どうも。俺は、新田奏太です」

友沢「友沢亮です。よろしくお願いします」

藤原「！！そう貴方達が」

新田「俺達の事、知ってるんですか？」

藤原「ええ。もちろんよ」

友沢「詳しいですね」

藤原「フフッまぁね。あっ私行かないと
来年、貴方達が入学したら必ず会えるわ。
じゃあね。新田君と友沢君。
あと、ハンカチ拾ってくれてありがとうね」

新田・友沢「はい」

藤原先輩とすれ違いで

「あっ！！いたー！！」

高瀬「やっと見つけたよ！！」

友沢「今まで何処にいた？」

高瀬「え？学校中にいたよ。
腹減ったから買い食いしてたんだ！！」

新田「ハァ」

友沢「すぐにいなくなるな。奏太とどれだけ探してたと思う？」

高瀬「ゴメン！！でも腹減ったら食べないと
ほら！！モグモグ」

新田「お前は、どんだけ食べるんだ」

高瀬「いっぱい！！奏太と亮も食べる！？」

友沢「いらない。俺達は、さっき食堂で食べてきたばかりだ」

新田「渉も見つかったし帰るぞ」

友沢「だな」

渉「はーい！！」