バスターコール ページ5
−フールシャウト島−
エリオット達はフールシャウト島に立ち寄った。
“ 北の海ノースブルー ”と“ 東の海イーストブルー ”を行き来した大航海は、この島を最後に終わる。
この島から出航すれば、新世界まで寄り道無しで戻るということだ。
しかし、ここで予想外の事態が発生した。
ブラック「これは一体……」
エリオット達の目の前に広がる光景は、死屍累々であった。
炎が燃え盛り、「何か」が焦げた臭いもする。
つい数時間前に何者かの手によって滅ぼされたようだ。
エリオット「何があったんだ…？」
すると、1人の男性が瀕死の重傷を負って現れた。
酷い出血であり、足も失っているのでもう助からないだろう……。
「あ、あなた方は……？」
エリオット「海賊だ、この島に立ち寄って食料と酒を分けて欲しくて来たんだが……何があった？」
「……海軍の砲撃です…！！」
エリオット「海軍……？ “バスターコール”か？」
バスターコール。
それは、海軍本部中将5人と軍艦10隻という国家戦争クラスの大戦力で無差別攻撃を行う緊急命令だ。この命令を発動できるのは海軍本部元帥と大将、或いは彼らから特例として権限を委譲された役人のみで、特定の相手や地域を殲滅するため下される。
どうやら不運にも、この島も対象となってしまったようだ。
コラソン「お…おい、待て！！ この島には何もねェぞ！！ センゴクさんからそう聞いてたし……」
コラソンは海兵時代の記憶を思い出す。
この島はのどかな村や自然があり、世界政府を害する存在は全くと言っても無い。そんな島が何故こうなったか、コラソン自身も信じられない。
「……かつてのマリージョア襲撃事件で…この村の子が…！！」
エリオット「そういうことか…要は返せ”っつー命令を拒否したらこの様か。 どうやら天竜人の命らしいな。」
マリ「えっ…！？」
ブラック「何だと……！？」
エリオット「それしか考えられねェさ……間違ってもセンゴクやコングはこんな腐ったマネ絶対にしない。」
大海賊時代の幕開けより前からセンゴク達と戦ってきたエリオットは、そう断言する。
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竜胆 - 何度も読み返しております！面白いです！更新楽しみにしてますね！ (7月19日 20時) (
レス) @page9 id: c1c5d58956 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 緑髪の瓶底メガネって、ヴィオラでなくモネだった気がします、漂流の回です！更新楽しみにしてます！ (2022年9月29日 14時) (レス) @page17 id: 7de95db257 (このIDを非表示/違反報告)
パクリ？ - 暁にある最強生物の副船長という作品に酷似した内容が散見されます。（名前、技名） (2022年9月23日 12時) (レス) @page33 id: fd03e6cecc (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 更新たのしみです！出来ればこれからも更新停止せずに頑張ってください！応援しています！ (2020年12月14日 18時) (レス) id: 6918ea40db (このIDを非表示/違反報告)
ワラワイ - 更新しないのですか？ (2020年9月18日 22時) (レス) id: e216fa1cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TSUBASA | 作者ホームページ：http://exiledaisuki0113
作成日時：2019年8月10日 20時
