【黒子のバスケ】洛山の皇帝

第54Q 雨の日 ページ6

相田「あ、あと、青峰君以外のキセキの世代が、IHに出なかった理由は知ってる？」



そうだ...赤司君と紫原君と藍川君が出なかった理由....



桃井「推測なので断言できませんが...3人は恐らく出る必要がなくなったからです。

むっ君...あ、紫原君は赤司君と藍川君の言うことしか聞かず赤司君と藍川君とだけは戦うことだけは拒みます。準々決勝の洛山対陽泉戦は欠場はそのためだと思います。でも藍川君は、準々決勝陽泉戦、前半だけ出場してました」

日向「赤司と藍川って奴は...？」

桃井「彼らは優勝することに興味はありません」


その言葉に誠凛のメンバーは驚いた



桃井「ただしそれは勝つ気がないからじゃなく、勝つことが当たり前だからという意味です。

桐皇に勝った後
『出ていればもっと楽に勝てたのでは？』

というインタビューに対して一言だけ

『それでは面白くも何とも無い』


と答えてます」


その桃井の発言を今伊月から聞いた小金井は



小金井「何それ！？優勝して当たり前ってこと！？」



伊月「......けど悔しいけど結果は勝ってる。青峰が出たら結果は違ったかもしれないし変わらなかったかもしれない。

まぁタラレバを言っても仕方ない。
どっちにしろ化物ぞろいだ“キセキの世代”」



小金井「藍川は？」



桃井「藍川君も同じです。準々決勝陽泉戦に出てたとはいえ、パスしか出さなかった。実質洛山は、4人で攻めてるだけでした」



完全に手を抜いてる！！





_________外は雨。



体育館には雨の音が響き渡る

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