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6話 ページ6

「(てかさ、これやばくない?)」



普通に考えてみて?

(多分)不良の三人組とただの平々凡々な女子が並んで登校してるんだよ?めっちゃ目立つよね?


え、待って待って私は平穏に暮らしていきたいのに。みんなから「不良の仲間」っていう肩書き付きで見られるとか本当に勘弁して…。



「あ、あの…。」

「んだァ?」



ギロリと不死川君が私の目を見る。
なんで青筋立ってるの。まだ何もしてないよ。



「え、えっと…。」



不死川君だけじゃなく伊黒君と冨岡君からの視線も凄いことになってる。控えめに言ってやばい。



「な、なぜ私が皆さんと一緒に登校してるんでしょうか…。」



すーっと不死川君から目を逸らしてそれとなく聞いてみる。

しかし不死川君からの圧のある支線は私から離れない。怖い。



「…別に、なんだっていいだろォ。」



……。


……。



…いや良くねぇよ。全っ然良くねぇよ。

ああ、私が逃げないようにってか。怖すぎるあんたらから逃げれるほどの体力も精神力も持ってないわ。(逆ギレ)(理不尽)



伊黒君も冨岡君もこくこくと不死川君の言葉に頷いている。うわぁ振り子みたい。めっちゃ機械的に首を縦に振ってる。



「(強いて言うならボディガー)ド。」



そう発したのは冨岡君。私のことをじぃっと見ながら「ど」と発した。



何気に冨岡君の声初めて聞いた。初めて聞いた言葉は「ど」。



ど?ど?…ど?

言葉足らず過ぎないこの人?不死川君と伊黒君は冨岡翻訳機でも持ってるの?

ワンチャン二人が冨岡翻訳機説出てきた。てか私の中では結構有力。



「冨岡お前は黙ってろ。」



昨日『冨岡テメェもなんか言えやァ!』って不死川君は怒ってたよね?伊黒君はたった一文字発しただけで黙れって言うの?

理不尽過ぎない?ちょっと冨岡君可哀想になってきたわ…。



「(俺は嫌われていない。)」



目で私に何かを訴えかけてくる冨岡君。
ごめんね。私、目で会話はできないんだ。他を当たってくれ。


























「仕方がないな、これをやる。」



「(何が仕方ないのかわからんが伊黒君から飴を貰ってしまった…味は…………味噌汁味…。

……嫌がらせ?)」



「なんだ、まな板味の方が良かったのか?」



「や、大丈夫です。こちらをありがたく頂戴させて頂きます。」

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aya(プロフ) - ラストに向けた展開に心揺さぶられました! (2021年6月8日 2時) (レス) id: 72cb3c8ec1 (このIDを非表示/違反報告)
かすたーど - ヤバっ!トリハダたちました…! (2021年5月16日 13時) (レス) id: 328ef4fff0 (このIDを非表示/違反報告)
- 学園祭のお話がすごーく良かったです!高校時代に戻りたくなっちゃった。茶道部だったから不死川さんにお茶点てて差し 上げたいわ〜。 (2021年3月14日 0時) (レス) id: 7c1fbdaf37 (このIDを非表示/違反報告)
くれ - めっちゃ面白いです (2021年1月2日 17時) (レス) id: f26c98ad88 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の水道水(プロフ) - いやなんかw主人公の実況が好きすぎてw (2020年11月18日 7時) (レス) id: 44bf365a1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白霞 | 作成日時:2020年7月11日 23時

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