→25-JJside ページ25
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体が小刻みに震えてるのがわかった
なんて言ったらAちゃんは
俺から離れないでいてくれるのか
だけど何か発したらそこで終わりなような
そんな恐怖もあって言葉が出なかった
A「これ…ジェヒョンだよね?」
祐介「あぁ…それはッ」
JJ「俺が話すからいい」
先輩が話そうとして
俺は口を挟んだ
先輩は俺の方を見ると軽く溜息を付いた
A「これ…何…?」
俺に差し出す写真
俺はそれを静かに受け取った
A「これ…ジェヒョンだよ…ね?」
JJ「…」
A「ねぇ!!何とか言ってよ!!」
Aちゃんは俺の腕を掴むと
悲痛な顔で俺を見て来た
その顔が見ていられなくて
俺は顔を背けた
JJ「ごめん…」
A「何が…ごめんなの?」
JJ「嘘…ついてた…」
A「嘘?」
故意に付いた嘘とは言えども
大切な人に嘘なんかつくものじゃない…
絶対に後悔するってわかっていながらも
どこかでうまく交わせるなんて思ってる自分もいた
最低だ…
俺って…最低だ…
JJ「ごめん…俺は…ジェヒョンじゃないんだ…」
明かされた真実に
Aちゃんは俺の目を見たまま動じなかった
***
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Nono(プロフ) - キティママさん» コメありがとうございます!今はINFINITEのお話しを書かせて頂いてるので…終わり次第また何か書こうと思ってます! (2015年8月17日 21時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
キティママ(プロフ) - ののさん、素敵なお話をありがとうございました。ののさんのお話みんな好きなんですが、特にジェジュンのお話が大好きです。この二人のそれからもみてみたいな^o^これからも応援しています! (2015年8月17日 9時) (レス) id: 41ec98dbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2015年7月22日 18時