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いきなりジェヒョンが変な事を言うから
胸がドキドキうるさくて仕事に集中出来なくなった
― JH「Aちゃんにとって…俺って何…?」 ―
そんなの考えた事なかった
いるのが当たり前だと思ってた
しつこい位に私にくっ付いてて
突き放しても追いかけて来る様な
そんな人だと思ってた
だけど…いきなりジェヒョンにそんな事を言われて
仮にジェヒョンが今いなくなったら…
そんな事を思ったら…
…寂しい
そんな感情が湧いた
後ろを振り返ると
私を背にソファーに横になるジェヒョン
私は無意識の内にジェヒョンの背中に手を当てていた
JH「どうしたの…」
振り返る事無く言葉を発するジェヒョン
私はハッと我に返って手を離す
A「なんでもない…;ごめん」
JH「Aちゃん…酔ってるの?」
A「…は!?酔ってる訳ないでしょ!!」
そう強く言い返すと
後ろの方でガサガサ音がして
ゆっくりと背中に暖かい感触と重みを感じた
JH「知ってる…」
後ろからジェヒョンに抱きしめられる
本来なら払いのけるのに何故だか今は抵抗出来ない
JH「Aちゃんさ…気が付いてるんでしょ?自分の気持ちに」
A「何言ってるのか意味がわからない」
JH「本当は…寂しいんだよね?」
A「寂しい訳ないでしょ…」
そう…寂しくなんかない
だって私はずっと今まで「高嶺の花」で生きて来た
きっとこれからだってそれを貫き通して生きて行くんだもん…
JH「じゃ…どうして泣いてるの?」
そう言ってジェヒョンは
私の頬を伝う涙を指先で拭うと
耳元で小さな声で…
JH「強がっても…僕にはお見通しだよ」
そう優しく囁いた
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Nono(プロフ) - キティママさん» コメありがとうございます!今はINFINITEのお話しを書かせて頂いてるので…終わり次第また何か書こうと思ってます! (2015年8月17日 21時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
キティママ(プロフ) - ののさん、素敵なお話をありがとうございました。ののさんのお話みんな好きなんですが、特にジェジュンのお話が大好きです。この二人のそれからもみてみたいな^o^これからも応援しています! (2015年8月17日 9時) (レス) id: 41ec98dbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2015年7月22日 18時