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リビングに戻って来てからも
ジェヒョンは何も言わずにソファーに座ってるし
そんな後姿を見ながら
私は換気扇の下で黙って煙草を吸っていた
昨日、彼氏に振られて
訳のわからない男性に声を掛けられて
終いには家に上げちゃったり…
なのに今日はいきなり訳のわからない展開になってて…
本当に頭が痛くなる…
時計を見たらもう日付が変わっていて
明日だって朝から仕事なのに
もう…本当疲れる…
A「もう寝るから…」
JH「Aちゃん!!」
振り返ると何かを言いたそうなジェヒョン
だけど何も言わずにグッと堪えてる
A「もう好きにしな」
それだけ言って私はリビングを後にした
もう好きにしたらいい…
ジェヒョンが本当は何者なのかなんて気にしない
どんな人でも気にしない…
もう私には関係ないって割り切れば楽になれる
ベッドに横になると
携帯が光って先輩からメールが来ていた
祐介≪さっきは色々ごめんね?とにかく今は仕事に集中して?あんまり気にしないでね≫
A「気にしないで…か…」
私は返事をせずに携帯の電源を切って
側に置いてあるテーブルに置いた
気にするなって言われて気にしない人っているのかな?
本当にどうでもいい話なら何故私の目の前で話したりしたの?
あんなの完全にわざともいい所じゃない…
A「あぁ…関係ないって思った矢先なのに…;」
割り切ろうって思ったのに
結局、気にしてる自分
はぁ…情けない;
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Nono(プロフ) - yucapさん» コメありがとうございます!そしてお待たせしました!更新頑張りますので宜しくお願い致します! (2015年7月6日 22時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - 待ってました〜新作^^しかも、ジェジュン君!ありがとうー!ののさん^^ (2015年7月6日 12時) (レス) id: 3f9cab0c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2015年7月6日 11時