→35-JJside ページ35
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ソファーに横になってゴロゴロしていると
何だか眠気が襲って来た
他人の家ではあまり寝付けない俺が
何故だかAの家は安心して落ち着けた
JJ「ちょっと寝よ…」
ゆっくり目を閉じて
ソファーに丸くなる
こんな落ち着いて眠る事なんて
デビュー以来なかったから
すごい違和感を感じるけど
それでも自分が求めていた自由な時間
何にも縛られない・気にしない
気楽な時間に俺は充実感を感じていた
A「こらッ!!起きて!!」
JJ「…ッえ?Aちゃん?」
いきなり肩を掴まれて揺すられ
ゆっくり目を開けると黒いスーツに
髪の毛を一つに結わえ
眉間に皺を寄せながら
俺を見つめるAの姿があった
JJ「Aちゃん…眉間に皺寄ってるよ…」
目を擦りながら
ソファーの上で伸びをする
大きく欠伸をして体を起こすと
Aはソファー前にしゃがみ込んでいた
時計を見ると20時になろうとしていて
かなり寝ていた事が伺えた
さっきまで明るかった部屋の中も
今は電気が点いていて
窓の外は真っ暗だった
A「ずっと寝てたの?」
JJ「うん…そうみたい」
A「ずっとリビングにいたの?」
JJ「うん…なんで?」
A「え…いや…何でもない」
Aは頭を掻きながら
スーツの上着を脱いで立ち上がる
部屋に行こうとしていたので
俺はハッと思い出して呼び止めた
JJ「Aちゃん!!」
名前を呼ばれたAは
その場で立ち止まりゆっくり振り返る
JJ「お帰り!!お仕事ご苦労様!!」
A「えッ…あ、うん…」
何だか少し驚いた顔をしてたけど
リビングの去り際
微かに口元を緩めた瞬間が見えて
俺は胸がドキッと強く鳴った
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Nono(プロフ) - yucapさん» コメありがとうございます!そしてお待たせしました!更新頑張りますので宜しくお願い致します! (2015年7月6日 22時) (レス) id: b0c038c85f (このIDを非表示/違反報告)
yucap(プロフ) - 待ってました〜新作^^しかも、ジェジュン君!ありがとうー!ののさん^^ (2015年7月6日 12時) (レス) id: 3f9cab0c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nono | 作成日時:2015年7月6日 11時