The Secret Code-JJside-01

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最悪の展開…

お人好しにも程がある

何が悲しくて長年付き合った彼に振られ

今は見ず知らずの男を家に上げてるんだか…





JH「すっげー広い！！」





リビングに上がると

ジェヒョンは辺りを見渡しながら

目を輝かせていた

そんな彼を見ながら項垂れる私





JH「1人でこんな広い家に住んでるの？」





A「別に私の勝手でしょ」





キッチンで食洗機からコップを取り出し

冷蔵庫に入ってあるミネラルウォーターを

コップに注ぎ勢い良く喉に流し込む





JH「この人は？」





ジェヒョンの声に振り返ると

棚に飾っていた元彼と撮った写真を手に持っていた

私は慌ててジェヒョンから

写真を取り上げて伏せるように棚に置いた





A「いちいち突っかからないで」





JH「この人…彼氏？」





A「だった人よ」





髪の毛をクシャクシャと掻きながら

ドサッとソファーに腰を下ろして

私はカバンからパソコンを取り出す





JH「別れちゃったの？」





ジェヒョンは私の側に近寄り

ソファーに座るのではなくて

床に膝を付くようにしてしゃがみ込んだ

私はチラッと彼の方を見たのち

すぐにパソコンの画面へと視線を移す





A「あんたに関係ないでしょ」





JH「そうだけど…気になるよ。彼氏がいるなら言ってくれれば無理に言わなkッ」





A「だから！！関係ないって言ってるでしょ！！本当しつこい！！」





リビングに響き渡る自分の声

そして…

そんな私をポカンとした顔で見つめるジェヒョン

私はハッ！と我に返って髪の毛をクシャクシャする





JH「怒った顔も綺麗だね？ww」





A「は？」





まさかの発言に私は拍子抜けした

ジェヒョンは床にしゃがみ込むと

足を組んで嬉しそうな顔で私を見つめる



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