"2人だけ"の秘密（桃×赤） (ページ23)

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21 ☆ ページ23

赤

桃｢しげ、このキーホルダーいつも使ってる鞄に付けへん？｣

赤｢えー、そんなんしたらバレるやん。｣

小瀧と俺が同じキーホルダー付けとったら、付き合ってることがバレてまう。

付き合ってるって言ってへんから、多分とんでもないことなるで。

神ちゃんたちは俺に彼女いるって誤解してるから、
浮気や！なんて騒ぎ出すかもしれへんし。笑

桃｢いや、案外気づかないもんやで？
『あれ？』くらいは思うかもしれへんけどな。｣

赤｢ならアカンやん。笑｣

あれ？って思われるならアカンやろ。笑

案外、勘鋭かったりするかもしれへんし。笑

桃｢せっかく買うんやから付けてや。｣

赤｢まあええよ。笑｣

会計を済ませ、店を出るなり

桃｢次ゲーセン行こ！｣

と俺の腕を引き、走り出す小瀧。

赤｢ちょ、待ってや！｣

今日は走ってばっかやん。笑

なんだかんだ、楽しいんやけどな。

でも人にぶつかったりしたら危ないから、
周りに気をつけて小走りで、ゲーセンに向かった。