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桃
もう今日はしげに振り回されてばっかりやねんけど。
そのおかげでめっちゃ暑い。笑
橙「で、お二人さんは付き合わへんの?」
…はい?付き合う?
桃「どういうこと?」
橙「顔が赤くなってしまうのはなんでか、分かったんやろ?」
そう、照史の言う通り、俺は自分がおかしかった理由が分かった。
俺は、しげのことが好きや。
いつから好きなのかは分からへんけど、気づいたらしげのこと好きになってたんや。
でも、そんなん言ったってしげはひくだけやろ。
ネガティブな思考を頭の中でめぐらせてたらしげが
赤「…小瀧。」
って俺の名前を弱々しく呼んできたから俺は
桃「ん?どうしたん?」
と、なるべく優しく声をかけた。
赤「…1回しか言わんからよう聞いてな。」
桃「うん。」
赤「俺の、全てをかけて、お前のこと大事にするから、俺に、守らせてください。」
…なんか聞いたことあるセリフやな。
てか、"守らせてください"って
桃「それって…」
赤「俺、ずっと前から小瀧のこと好きやねん。」
桃「え?ほんまに?」
しげが俺のこと好きだなんて信じられへん!しかも"ずっと前から"って。
するとしげは頷き
赤「…小瀧は俺のこと、好き?」
と恐る恐る聞いてきた。
…そんなん答えはひとつに決まっとるやん。
桃「俺も好きやで。」
そう答えるとしげは嬉しそうに微笑んだ。
夢から始まる恋〜END〜
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作者名:このは | 作成日時:2020年7月8日 0時