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赤
桃｢え……これ、！｣
袋を開けた途端、驚いた表情をした小瀧。
赤｢それ、欲しかったんやろ？｣
桃｢せやねん！でも、高かったやろ？｣
赤｢確かに高かったけどクリスマスやし、せっかく俺の事誘ってくれたんやもん。
少しでも良いクリスマスにしてもらいたかってん。｣
俺は、せっかくクリスマスに誘ってくれたから、
小瀧にとって最高のクリスマスしてほしかった。
少なくとも俺にとっては最高のクリスマスなったし。
桃｢ありがとう…！｣
そういった小瀧の顔はなんだかすごく輝いて見えた。
桃｢なあ、しげ…………俺、しげのこと好き。｣
赤｢、、え？｣
"好き"？
驚いて小瀧の方を見ると切なそうにイルミネーションを見ていた。
桃｢急にごめんな。なんか、ただでさえめっちゃ好きやのに、
今日ずっとしげとおってさらに好きが増えてもうて。｣
ただでさえめっちゃ好きって…
赤｢っ、｣
桃｢俺はしげが好きです。……しげは俺の事好きやないと思うけど、
これから意識してくれたら嬉しい、、です。｣
これ、夢なん？夢かと思うほど幸せすぎて…
赤｢俺も…！俺も、小瀧のことが好き、です。｣
桃｢え……？ホンマ、に？｣
俺の気持ちを伝えると驚いた表情を見せる小瀧。
俺の気持ちに気づいてなかったん？恋愛マスターのくせに。
赤｢ん……ホンマに、好き。｣
桃｢しげっ！｣
赤｢うおっ！｣
急に俺に飛びついてきた小瀧。
勢いすぎて倒れてもうたw
桃｢俺と、付き合ってください。｣
赤｢もちろん。｣
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作者名：このは | 作成日時：2020年7月8日 0時
