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赤「小瀧、風呂ありがと。」



桃「全然ええで。て、やっぱ大きかった?w」



俺の事見て笑いながら話す小瀧。バカにしてるやんな?



赤「ん、まあ。」



桃「それでもいちばん小さいヤツなんやけどな…」



やっぱりバカにしとったわ。さり気なく自分は大きいって自慢入れてるし。


……たしかに大きいけど。



赤「小瀧が大きすぎんねん!俺、そない小さくないし!」



桃「まあ、可愛ええしええか。」



急にキュンとするようなこと言ってくるし、なんなん!?



桃「あ、ご飯もクッキーもできたで。」



赤「え?はやない?」



もう出来たん?俺が風呂入ってからそない経ってないんやけど。



桃「しげが手伝ってくれたおかげやで。よし、食べようや。」



赤「いただきまーす。」



桃「いただきます!」



赤「めっちゃ美味いやん!」



桃「な、ほんま。箸止まらへんもん。」



小瀧を見ると、確かに箸止まってへん。


てか、めっちゃ美味しそうに食べるやん。可愛い…



赤「……」



俺はご飯を食べるの忘れて小瀧のことを見ていた。


ふと、顔を上げた小瀧と目合ってもうた。さすがに見すぎたか。



桃「ん?そんなに見つめてどうしたん?俺の顔になんか付いてる?」



赤「いや、、美味しそうに食べるな〜って思って。」



桃「なんや、俺に見とれてるのかと思った。笑」



赤「、なわけないやん!」



…ヤバい、あと少しでバレてまうところやった。気をつけへんと。



桃「クッキーも美味いで!」



赤「ほんまや!作ってよかった〜」



桃「しげのおかげで綺麗に作れたわ。ありがと。」



なんやろ、今日の小瀧、俺が喜ぶことめっちゃ言ってくれる。

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作者名:このは | 作成日時:2020年7月8日 0時

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