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赤
今日は12月25日、クリスマス当日や。
ピンポーン
桃｢は〜い！｣
小瀧の声が聞こえたかと思ったら
ガチャ、と開いたドア。
今週会ったし、久しぶりってわけやないのにずっとドキドキなっとる…
なんかいつもに増してかっこよく見えるし…！
赤｢っ、メリークリスマス…｣
桃｢メリークリスマス、しげ。ほら、入って！｣
赤｢お邪魔しま〜す。｣
小瀧に急かされ久しぶりに入った小瀧の家。
あまり前より変わってへんな〜。
桃｢これからどうする？なんかやりたい事とか 『ｸﾞｰ』……あ、｣
赤｢え？｣
今の音って腹なった音？
桃｢そういえば昼ごはん食べてへんかったw｣
赤｢は？w｣
桃｢楽しみすぎて夜寝れへんくて、10時くらいに起きてん。｣
なんやねんそれ…『楽しみすぎて寝れへん』って期待、してまうやんか。
これ以上ドキドキさせんなや…！
赤｢、そっから何してたん？｣
桃｢部屋片付けとったわ。｣
そう言われ、部屋を見渡すとたしかにスッキリしとる。
せっかく誘ってくれたんやし、一肌脱ぐか。
赤｢しゃーないな。重岡特製ニラ炒め作ったる。｣
桃｢ほんまに？！ありがとう！｣
大袈裟に喜びすぎちゃう？
〜
簡単にしか作れなかったけどええかな？
赤｢出来たで。｣
桃｢うま！やば、箸止まらへん。｣
どっかに入ってまうんやないか、ってほどの勢いで食べとる。
なんか、可愛い。
赤｢ふふ、ならよかったわw｣
小瀧のご飯も片付けを終わして時計を見ると、
小瀧の家に来てから1時間も経っていた。
赤｢なあ、これから何するん？｣
すると、どこかへ行った小瀧。
戻ってきた小瀧の手には何かが沢山入った袋があった。
桃｢じゃーん！これでクリスマスの飾り付けしようや！｣
袋の中を見ると、小さなクリスマスツリーとその飾り、
メリークリスマスの文字とかめっちゃ入っとった。
赤｢おぉ！めっちゃクリスマスやん！｣
桃｢せやろ？こういう飾り付けも楽しいと思ってさ。｣
赤｢ええやん！やろうや！｣
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作者名：このは | 作成日時：2020年7月8日 0時
