ドライブ NO.8 ページ12
私と彼氏の楽は久々にデートすることになり、ドライブに行くことにした。
私の家の前に一台の車が止まり、運転席から降りてきた彼氏、八乙女楽。
楽「いいぜ、乗れよ」
『うん！』
助手席に乗り込み、シートベルトをつけようとすると…髪が引っかかった。
『痛っ！』
楽「ん？絡まったのか？」
自分じゃ手元がよく見えなくてもたもたしていると、私の前に影がかかった。
楽「動くなよ」
私に多いかかるようにしながら髪を解いていく。キレイに解き終わったあと、手櫛で私の髪をとかしてから、きちんとシートベルトをしめた。
そして、何もなかったように自分のシートベルトをしめる。
楽「じゃあどこ行く…？って、え？なんで顔赤くなってんだよ」
『っ…！なってない！』
急にこんなことされたら誰だって赤くなるだろう。しかもアイドル。その上彼氏。
静かに発進した車。私はゴソゴソと鞄を漁って一口サイズのチョコレートを取り出した。
『食べる？』
楽「ん」
運転しているから両手が塞がっている。楽は前を向きながらも少し私の方に傾いて口を開いた。
『え！？』
楽「運転中だから危ねーんだよ。早くくれ」
動揺しながらも、楽の口にチョコを入れた。
楽「サンキュ。……甘いな」
ぺろっと口の端についたチョコを舌で舐めとる楽。
やばい…。これは動揺するわ。
思った以上にドライブはドキドキする。
その後、私達は雑貨屋に行ったり海に行ったり高速道路を走ったりと1日楽しく過ごした。
楽「やばい…。朝早く起きたから眠いわ」
『えっ！？明日も仕事でしょ？』
楽「あぁ…。昨日も深夜まで仕事あったからな」
『ほとんど寝てないじゃん！？』
今にもまぶたを閉じそうな楽に向かって、私は漫画やドラマによくある最終手段を使うことにした。
『仕方ないな〜』
楽「ん？何がだ？」
軽く起き上がり、運転中の楽の耳元に口を寄せる。
『頑張れ……楽』
楽「！？」
一瞬車線からはみ出た車。
楽は顔を赤くしながらも、きちんとした運転で車を走らせた。
楽「もっかい言って？」
『ダメ〜！最終手段なの！』
また次のドライブのときにでも……………。
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紅兎★天使 - こんにちは、作者の紅兎★天使です。この度、なぜかGoogleが初期化してしまい、パスワードもわからない為小説の更新ができません。しばらく休むことになってしまいます。私も書きたかったのでとても辛いです。ご了承ください。大変申し訳ありません。 (2018年2月5日 18時) (
レス) id: 0643382e40 (このIDを非表示/違反報告)
はるまん - 今見たよー！！！忙しいのにごめんなー！！！あとありがとー！！！(≧∇≦)読みながら妄想したよ、可愛いヤマさんと一織を……ﾇﾌﾌまたリクエストするかもだけど、よろしく！！！ (2018年1月27日 19時) (レス) id: f4965df5c9 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎★天使(プロフ) - はるまんさん» オッケー！リクありがと！時間いただくかもだけど書くからね！ (2018年1月27日 15時) (レス) id: 52a5e6ff84 (このIDを非表示/違反報告)
はるまん - またリクいーかな？ヤマさんは夢主が好きで、でも夢主が一織に構いまくるからヤマさんは一織に嫉妬する。でも実は一織も夢主が好きでヤマさんとバチバチィ……ってなるけど夢主はナギとくっついていたというオチ(ギャグ風に)……な感じでお願いしたい！長くてごめん！ (2018年1月27日 8時) (レス) id: f4965df5c9 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎★天使(プロフ) - 美来さん» 最高と言ってもらえてよかったです！ありがとうございましたー！！ (2018年1月23日 18時) (レス) id: 52a5e6ff84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅兎★天使 x他1人 | 作成日時：2017年11月22日 16時
