龍の妹は愛され女子です！【アイナナ】 (ページ29)

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日常25 ページ29

『え〜、では巳波さん！好きな言葉はなんですか？』

巳波「いきなり馴れ馴れしいですねぇ？」

髪を耳にかけながらニコニコと笑う棗巳波。

正直何考えてるのか全くわかんない。

いいようのない恐怖が私を襲う。

巳波「そうですねぇ…『呪い』とかでしょうか？」

『やべぇよ、闇抱えたやつ二人目来ちゃったよ。zool大丈夫か？てかなんで呪い？』

巳波「素敵な響きじゃないですか。心に憎しみや憎悪、過去の囚われなどが残ると『呪い』に繋がる…。人の本質ですよ？」

『やばい。日本語に聞こえない。小難しい！』

巳波「ポジティブモンスターのあなたにも闇の1つはあるのでは？」

『ポジティブモンスターはお前のところのエ□坊っちゃんだろ！！もうちょいわかりやすくお願いします！！』

万里「ごめんね。ほんとにこいつバカなんだ」

『こいつ呼ばわり！？ひどくね！？』

巳波「バカなあなたにも人を恨むことはあるでしょうと言っているんです。バカなりに」

『意味は理解した！その上でぶん殴りたい！！』

万里「では、嫌いなものは？」

巳波「人付き合いですかね？」

『なんで！？私大好きだよ！？』

巳波「めんどくさいんですよ」

『なんでアイドルやってんの！？』

盛大にツッコミまくって流石に疲れたが…次でラスト。

『zoolファンにはこの人好きが多いんじゃないかな？トウマくんでーす！！』

部屋に入ってきたトウマは不機嫌そうに座る。

万里「では、好きな言葉は？」

トウマ「嫌いな言葉は『真剣』」

『いや、今好きな言葉聞いたよね！？』

万里「すきな言葉は？」

謎の威圧を放った万さん。

トウマは赤い顔。
プイとそっぽを向いて…………

トウマ「好きな言葉は…………『仲間』だけど？」

『何この子可愛すぎでしょ』

万里「やばいね。全国のトウマ君ファンがきゃーー！！！って言ってる」

『かっわい〜！！』

トウマ「可愛くね～し。早く終わらせろよ」

『おっと！！では…最近頑張ったこと！！』

トウマ「俺は頑張ったりしねーよ」

『あれ？でも毎日更新されるブログではジムに通って腹筋鍛えてることがわかるんだけど……』

トウマ「…………それじゃ」

『ごまかした！？』

トウマが出ていって、もうやることもなくなった。

『受験生のみんな！！これをお手本にして面接頑張ってね！！』

全員「お手本になるかーーー！！！！」

アイナナ面接試験編

終わり☆

チャンチャン☆