取り合い NO.Re:vale ページ40
なぜか私は今……両方から腕を引っ張られてる。
百「ねぇ！A！今日ってこの後暇だよね！一緒に買い物行こ！」
千「だめだよ、モモ。Aは疲れてるんだから…。ね？A。今から僕の家でゆっくりしない？」
『いや……私はまだ仕事が…』
百「ユキ！手離して！これはモモちゃんも譲れない！」
千「悪いけど、モモにも渡せないよ。」
あの国民的アイドルに取り合いにされてるって…普通に考えたら凄いんだろうけど、いや凄いけど。
百「A！喉乾かない？ももりん飲む？」
千「明後日オフだったよね？出かけない？」
心臓が……持たない！！
『あの…お二人ともお仕事は…』
百、千「「終わらせたよ/から！！」」
早くね！？てか流石だな！
千「そういえば、前に行きたいって行ってたレストラン。たまには行ってみない？」
『え！行きたいです！』
そこは、雑誌に載っててぜひとも一度行ってみたいと思っていた場所だ。
決まりね。と笑っている千。
私もつられて笑顔でいると、服の裾をぎゅっと掴まれた。
そこにはむくれているのか、しゅんとしているのか……百がいた。
そんな百に千は近寄っていく。
そのままポンポンと頭をなでた。
千「僕、二人でなんて言ってないでしょ？百も一緒に行こうよ、ね？」
その言葉を聞いて、百の顔はみるみる笑顔になっていく。
百「うん！俺も行く！」
楽しそうに笑う二人を少し離れて見ている。
千「まぁ、Aは渡さないけどね？」
…………せっかくかっこよかったのに…。
百「ひどいわ！ダーリン浮気！？」
千「違うんだ、ハニー！そうじゃなくて…」
百「もういいわ！別れましょう！さよなら！行きましょ、A」
そう言って私の手を掴んだ百。そしてガシッと反対の手を掴んだ千。
千「いやいや、何さり気なく連れて行こうとしてるの？」
百「さり気なくじゃないよ！堂々と連れて行こうとしてるの！」
また始まってしまった……。
時計を見る限り、この不毛な戦い(？)は30分くらい続いてる。
『あの…レストラン行きません？』
千「そうだね。お腹も空いたし」
百「お肉ー！」
私は結局、二人に手を繋がれたまま歩き出した。
スタッフさんやTRIGGERの皆さんともすれ違ってすごい目で見られたけど…。
私のペースに合わせて歩いてくれる千。
さり気なく手をぎゅって握ってくれる百。
私は…どっちの道を選ぶのだろう…？
それはまた別のお話。
リクエストありがとうございました！
独占 NO.TRIGGER→←ブレイクしようぜ！ NO.ピタゴラ組
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てぃあクン. - あの，一織の一人称が違いますよ！私ですよ！ (2018年7月20日 19時) (
レス) id: d73fedcf27 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - いえいえ！これからも作品頑張って下さいね！ (2017年12月22日 3時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎★天使(プロフ) - Ryo Inoさん» あわわ！すいません！気づきませんでした！！教えていただきありがとうございます！ (2017年12月18日 20時) (レス) id: 52a5e6ff84 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo Ino(プロフ) - 万理さんの漢字が違いますよ！！理科の理です！！ (2017年12月18日 1時) (レス) id: 6f1e17abd4 (このIDを非表示/違反報告)
紅兎★天使(プロフ) - 美来さん» 喜んでいただいてうれしいです！素敵なんて言葉私にはもったいないくらいです！こちらこそ、リクエストありがとうございます！またよろしくお願いしますね！ (2017年11月21日 22時) (レス) id: 52a5e6ff84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅兎★天使 | 作成日時：2017年10月18日 19時
