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A「小梅さん！お待たせしました…！」
小梅「お疲れ様！今来た所から大丈夫だよ。」
A「お疲れ様です。乾杯っ」
小梅「どうしたの？Aちゃんから相談って珍しい。」
A「すみません…自分でも分からなくて。竜之介さんのことなんですけど、」
小梅「告白された？」
A「え、知ってたんですか？」
小梅「とうとうか〜。誰からどう見ても竜之介さんがAちゃんの事好きなのは目に見えてわかってたよ。だからそろそろかなって、っで付き合った？」
A「いいえ…ごめんなさいしました…」
小梅「え！？なんで…って聞いてもいい？」
A「竜之介さんのことは尊敬もするし素敵な良い人だと思います。ただ私本当にちゃんとした恋愛をしたことがなくて、竜之介さんのこと好きとか分からないんです。」
小梅「今まで付き合った人とかはいたよね？その気持ちとかは？」
A「学生の頃に何人かとお付き合いはしました。その時の恋愛ってノリというか周りに流されて付き合ったり、経験としてって感じでいつも彼氏に本当に俺の事好きだった？って言われて終わっちゃう感じでした。そういういい加減な付き合い方は竜之介さんには出来ないです。」
小梅「うーん…拗らせてるね。」
A「はい…」
小梅「でもAちゃんがそう考えれてるんだから、竜之介さんのことを他の男性とは違うって意識してることだと思うよ？好きとまでは行かなくても。かと言って無理に付き合う必要はないし、Aちゃんのペースでゆっくり好きって気持ちを探してみていいと思うよ？」
A「ありがとうございます…」
小梅「竜之介さんはきっと待ってくれるから」
A「本当私には勿体ないくらい良い人です、」
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作者名：sala | 作成日時：2022年9月21日 17時
