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今日はまるふく工務店新入社員の面接日。
3人の面接予定が入っている。
玄之介「小梅さん、休日出勤すみません。」
小梅「大丈夫です!これからのまるふくにとって大事なお仕事です。厳しく見ていきましょう」
2人の面接が終わり
玄之介「うーん…」
小梅「ありきたりな2人でしたね。もっとビビっとくるものが欲しいです、私は。」
玄之介「そうですよね〜。あと一人待ちましょう」
A「初めまして!AAです。本日はよろしくお願いします。」
リクルートスーツに分厚めの眼鏡前髪も重たく顔があまり見えない。
玄之介「Aさん、どうして大生建託という大手を辞めてまるふく工務店を?お給料面の安定はすごくあるとおもうんですが」
A「やりがいです。今私がやっている仕事は、正直誰でもいい私以外でも代わりがたくさんいます。失礼なことを申しますが、まるふく工務店さんのような小さな会社で人と人との繋がりを大切にたくさんの仕事をしたいと思っております。」
小梅「Aさんはまるふく工務店で何が出来ますか?」
A「大生建託では経理でしたが、図面もひけます。営業は回った事はありませんが、勉強させてもらいながら頑張りたいと思っています。」
そこからいくつか質疑応答は続き…
玄之介「…では、本日はありがとうございました。結果は後日ご連絡を…」
小梅「採用です!!Aさん来週からこれますか?」
A「はい!すぐにでも!」
玄之介「小梅さん!相談は!?」
小梅「ないです!私の直感が大丈夫と言っています。それに今まるふくに必要な即戦力じゃありませんか!」
玄之介「そうですけど…(小梅さんの直感を信じるか)よし、Aさん来週からよろしくお願いします。」
A「はい!よろしくお願いします!精一杯、まるふく工務店さんに尽くさせていただきます。」
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作者名:sala | 作成日時:2022年9月21日 17時