・ ページ9
・
「…なに、どしたの」
金城「……………会いたかった」
「この前会ったじゃん。ってか一昨日の夜も電話したよね？」
金城「この前って言っても元旦やし」
「ラポスタでも会えるよ？」
金城「……………Aは俺と会わんくてもいいって言いたいん、？」
急に捨てられた子犬みたいな顔でそんなことを言ってくるから私の母性本能が大爆発した
そんなこと言える雰囲気じゃないから心の中に留めておくけど
「違うよ？もちろん会えるなら会いたいけど、忙しいじゃん？予定もあんま会わないし」
金城「………………………」
「もーそんな顔しないでよ………って、いった！！…こら！首噛まないの！」
ひひっ、なんて悪ガキみたいに笑って首を噛んでくる
さっきの子犬モードどこ行ったんだよさっきの碧海を返してくれ
金城「この顔するとAだいたい甘やかしてくれるから」
「うわ、もうこれから甘やかすのやめよ」
金城「それはあかん」
「だめなんだ」
金城「当たり前やん。でもさっき言ったのはほんまのことやで？元旦から会ってないしラポスタまでとか待てん。」
「まぁー私も寂しかったし、ラポスタまで会えないのはしんどかったから今日会えてよかった」
私がそう言った途端、抱きしめる力が強くなってまた私の首に顔を埋め始めた。
金城「……もー、急にデレるやん…ほんま心臓に悪いからやめぇ」
「じゃあもう一生デレない」
金城「それはちゃうやん」
「なんなんだよ」
金城「…………あぁー！もう！！」
「わっ…急に大声出さないでよ」
情緒がやっと安定してきたかと思ったら耳元で叫ばれたあっぶねぇ軽く殴っちゃうとこだったよ
金城「Aが可愛すぎるせいで外出る気なくなってきた」
「私のせいじゃないよ」
金城「今日はお家デートにしよ」
「急だね」
金城「今日は家で1日中Aとイチャつく」
「…………我儘っ子め」
金城「なんとでもいいや。Aとおれればなんでもええねん。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 631人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らふちゃ | 作成日時：2024年1月15日 19時
