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「はあー…」
り「大丈夫、俺も一緒だから」
「うん、それはわかってるけど…」
り「いつまでもうじうじしてても変わらないから行くよ！」
「え！ちょっと！」
ピーンポーン
ガチャッ
A母「A…」
久々に会ったお母さんはしわが増えて少し痩せたように見える。
「…久しぶり」
り「はじめまして、Aさんとお付き合いさせていただいている福〇りょうと申します」
A母「はじめまして、Aの母です。いつもAがお世話になってます。
玄関で話すのもあれなのであがってください」
私は緊張しながらリビングへ向かった。
A父「…おかえりなさい」
「お久しぶりです」
６年ぶりに会うお父さん。
血の繋がっていないお父さん。
お父さんだなんて呼びたくないけど呼ばざるを得ない人。
り「今日はお２人にご挨拶させていただきたく、参りました」
A母「ご丁寧にありがとうございます」
り「僕とAさんは高校からの仲でお付き合いするようになったのは１年ほど前からです」
A母「そうですか…」
私はお母さん、お父さんと目を合わせたくなくてずっと下を向いていた。
りょうくんはお母さんと高校の頃の話などをしている。
それに対して私の前に座っているお父さんはずっと私のことを見ていた。
すると隣に座っているりょうくんがそっと私の手を握ってきた。
り「すみません、僕はこの後用事がありまして。
Aは久々に帰ってきたことだし、まだいるよね？」
「…え？」
私が聞き返すとりょうくんは手を強く握って来た。
「…うん」
り「では、お邪魔しました」
りょうくんは席を立つときに私の耳元で
り「車で待ってるから。ちゃんと話しておいで」
そう囁いて家を出て行った。
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さな(プロフ) - テディさん» ありがとうございます！素敵な作品だなんて言っていただき恐縮です…！また作品を作った際にはよろしくお願いします;) (2018年1月26日 12時) (
レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - あやもち(新アカウント)さん» ありがとうございます！またりょうくんとのお話を書きますので読んでいただけたら嬉しいです;)ありがとうございました！ (2018年1月26日 12時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
テディ(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初から最後まで本当に素敵な作品でした！更新されるといつも楽しみに見させてもらってましたん本当にお疲れ様でした！ (2018年1月25日 22時) (レス) id: 909de05791 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！りょうくん好きなので、楽しく見させてもらいました！ (2018年1月25日 17時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さな | 作成日時：2018年1月21日 3時
