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りょうSide
食事を済ませ、俺らは思い出の”あの場所”へ。
移動中、Aは目をつぶりながら
「本当にヤバいところとかじゃないよね？」
「意地悪してないよね？」
と何度も聞いてきた。
確かに目をつぶって今からどこに行くかわからないのは不安かもしれないけど、
そんなに怖がらなくてもいいのに。
り「よし、着いた。目、開けて」
「うん…」
俺たちが来たのは俺が告白した場所であり、付き合うことになった夜景の見える場所だった。
この場所で付き合うことになったのなら、プロポーズもここしかないと決めていた。
「ここって…」
り「そう、俺らが付き合うことになった場所」
「どうして？今日、記念日じゃないよね？」
り「まだ、ね」
「まだ…？」
Aは俺が言っている言葉の意味が分からず首を傾げた。
り「さ、降りて。夜景見よ」
「うん」
俺らは車から降りて夜景を見た。
「いつも通り綺麗だね」
り「そうだね」
お互い夜景を見ながら他愛もない話をした。
り「あ。ごめん、車の中に忘れ物したから取ってくる」
「わかった、早く戻ってきてね？人通り無いし暗くて怖いから」
り「うん」
我ながらわかりやすい嘘だと思いつつ、
俺は急いで車に戻って必要なものを持ってAの元へ戻った。
り「A」
「あ、すぐ戻ってきてくれた」
振り向いたAは笑ってそう言った。
その笑顔、これからも見ていたい。
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さな(プロフ) - テディさん» ありがとうございます！素敵な作品だなんて言っていただき恐縮です…！また作品を作った際にはよろしくお願いします;) (2018年1月26日 12時) (
レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - あやもち(新アカウント)さん» ありがとうございます！またりょうくんとのお話を書きますので読んでいただけたら嬉しいです;)ありがとうございました！ (2018年1月26日 12時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
テディ(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初から最後まで本当に素敵な作品でした！更新されるといつも楽しみに見させてもらってましたん本当にお疲れ様でした！ (2018年1月25日 22時) (レス) id: 909de05791 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！！りょうくん好きなので、楽しく見させてもらいました！ (2018年1月25日 17時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さな | 作成日時：2018年1月21日 3時
