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私たちはいつもより高いレストランへ行って食事を済ませ、車に乗った。
「とってもおいしかった。毎回毎回奢ってもらっちゃってごめんね」
り「いいの、俺がAに奢りたいだけだから」
私が毎回奢ってもらったときにお礼を言うと”俺が奢りたいだけだから”とりょうくんは言う。
り「あのさ、今から行きたいところがあるんだよね」
「どこ?」
り「それは着いてからのお楽しみ。A、目つぶってて」
「え、怖いとこ連れて行ってりしないよね?お化け屋敷とかじゃないよね?」
り「大丈夫だよw
いいから目閉じて」
「…わかった…」
私は少し怖がりながら目をつぶった。
り「よし、出発」
りょうくんが車を走らせてから暫く経った。
「ねえ、まだー?」
り「もうすぐだよ」
「わかった」
り「よし、着いた。目、開けて」
「うん…」
そこは私たちが付き合うことになった夜景の見えるあの場所だった。
「ここって…」
り「そう、俺らが付き合うことになった場所」
「どうして?今日、記念日じゃないよね?」
り「まだ、ね」
「まだ…?」
私はりょうくんの言っている意味が分かっていなかった。
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さな(プロフ) - テディさん» ありがとうございます!素敵な作品だなんて言っていただき恐縮です…!また作品を作った際にはよろしくお願いします;) (2018年1月26日 12時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - あやもち(新アカウント)さん» ありがとうございます!またりょうくんとのお話を書きますので読んでいただけたら嬉しいです;)ありがとうございました! (2018年1月26日 12時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
テディ(プロフ) - 完結おめでとうございます!最初から最後まで本当に素敵な作品でした!更新されるといつも楽しみに見させてもらってましたん本当にお疲れ様でした! (2018年1月25日 22時) (レス) id: 909de05791 (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!!りょうくん好きなので、楽しく見させてもらいました! (2018年1月25日 17時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さな | 作成日時:2018年1月21日 3時