一緒に笑っていたい2 【東海オンエア】 【りょう】

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「送ってくれてありがとう、またね」



り「うん、またね。おやすみ」



りょうくんがあの時もう少しだけ遅く現れてたら私は泣いてただろうな。



本当によかった。



「ただいまー…って、寝ちゃってるし…」



リビングに行くとてっちゃんがソファーで寝ていた。



近くにはお酒がある。



まったく、お酒そんなに強いわけじゃないのに。



これは1人でゲームしながら飲んでたな。



テレビの画面がゲームオーバーと表示されたままだもん。



「てっちゃんー起きてー」



て「んー…A…結婚しても俺はAのこと守るからな…」



「寝言で何言ってんのよ…」



お父さんでもないのにお父さんみたいなこと言って。



どんな夢見てるのよ。



「私はまだまだ結婚しないからね」



私が結婚したって今までずっと一緒にいた幼馴染のてっちゃんに
沢山頼らせてもらうに決まってるでしょ。




「もう、このままじゃ風邪ひいちゃうでしょ」



そう言いながら私は毛布を掛けてあげた。

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