一緒に笑っていたい 【東海オンエア】 【りょう】

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りょうSide



今日はてつやの家で撮影。



Aはしばゆーの家に遊びに行っている。



撮影が思いのほか早く終わって俺たちはなんとなくだらだらしていた。



て「はあー、Aいないと寂しいなー」



虫「Aちゃんいないとてつや起きないし、
まだ半日なのに部屋が汚くなってるってどういうことだよｗ」



り「日頃Aがどれだけ頑張ってくれてるのかよくわかるねｗ」



と「感謝しなきゃだな」



ゆ「あれ、いつ帰ってくるんだっけ？」



り「今日は友達の家に泊まって明日帰ってくるって」



ゆ「じゃあ、それまでてつやはなるべく散らかさないようにしないと
Aが帰って来たときに怒られちゃうね」



て「えー」



り「あ、俺そろそろ帰るね」



と「あれ？なんかあったっけ？」



り「ちょっとね」



そう、今日は高校時代Aと一緒に野球部のマネージャーをしていた
優菜ちゃんと会う約束をしていた。



別になにかやましいことがあるわけではないけれどAには言っていない。



変に心配させるのもよくないと思って。







り「ごめん、お待たせ」



優「あ、りょうくん！」



り「じゃあ、行こうか」



優「うん！」



何故俺が優菜ちゃんに会うことになったかというと
向こうが会ってくれないと彼女が盗撮した俺とAが一緒にいる写真と一緒に
ツイッターに載せると言い出したからだ。



別に俺は知られたってかまわないけれど、AはYouTuberでもないので
顔がバレてしまうのもよくないし、リスナーさんの中にAに対して
よく思わない人も出てくるかもしれない。



色々と考えて仕方がなく俺は会うことにした。



前にAから優菜ちゃんは俺のことが高校時代好きだったと聞いたし、
更に俺とAがくっつかないように仕向けていたことを知ってしまっているから
会うのは気が引けた。



Aにこのことを言うべきか悩んだけれど、
友達がそんなこと言ってきたと知ったら悲しむと思い言えなかった。

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