with TOSHIMITSU 3 ページ3
としみつside
高校時代、俺らの学校はブレザーだったから憧れだったセーラー服。あの赤いタイがめっちゃ幼く見えて可愛いよなって話したのを思い出す。てつやが馬鹿みたいに食いついてたっけ。
「セーラー!懐かしい〜」
と「A似合うと思うんやけど、いかん?」
「びっくりしたけど、いいよ?Aもセーラーに憧れあったし」
わー!ってめっちゃ目キラキラさせて言うからなんか俺より乗り気やない?ってクスッとした。
後ろ背に服の布ズレの音がしてもう下ガッチガチ。童貞かっての。
「いいよ、着れた」
と「見るで?…よし、」
クルッ
少し膝上の紺色のプリーツスカート。白いセーラーに大きく結ばれた赤いタイ。
馬鹿似合うやん……可愛すぎる。
「どう?」
と「…馬鹿可愛い、」
「ふふっ、としみつ顔真っ赤〜!」
と「やって、これはいかん…」
「としみつ今日先生みたいなカッコだから、禁断の関係みたい、」
"禁断の関係みたい"
その言葉でいらん妄想してしまった。俺が先生で、Aは生徒?やぁばい。それはやばすぎる。
………………………………………………………………
Aside
お気に入りのバーバリーのシャツにスキニー、どこかの高校の先生みたいな服装のとしみつとセーラー服姿の自分。…なりきりプレイってやつになるんだろうか。
と「はよ跨って、」
「…はい、」
と「悪い子」
「…そっちこそ」
ベッドに上半身もたれて座るとしみつのうえに跨る。こんな角度で見下げるなんて初めてだ。
と「どうして欲しいん?」
「……としみつでいっぱいにして欲しい」
と「としみつ?」
ちょっと怪訝そうな顔されて、うはぁ、って。もうなんか分かんないけど、ほんとにこの人の生徒になった気分。人に隠れて悪いコトしてる気分。
あれだよあれ。ダメって言われることほどしたくなる、そういう感じ。
「としみつ、せんせ?」
と「……ん、いい子」ナデナデ
節ばった手が頭、頬をするする優しく撫でる。その手を掴んで指をパクっとくわえた。
と「なん、」
「せんせの指、すき」
ギター弾いてる時の指も、身体を撫でる時の指も、官能的でやらしくて、ド○○キする。
と「A、」
名前を呼ばれて顔を上げると、としみつは、割れ物に触れるように優しく、包み込むように暖かく、そっと顔に手を触れた。
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yaoyoryzuchan(プロフ) - あゆさんの書かれるてつやが本当に大好きです。 (2018年8月31日 22時) (レス) id: 44f31d8daf (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - フラグ設置、わからないので教えてください (2018年8月21日 18時) (レス) id: 196990bb6f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 続編は既にパスワード解除、フラグ設置していますのでご確認くださいませ (2018年8月21日 9時) (レス) id: 6672c4434c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続編のパスワードが分かりません… (2018年8月20日 9時) (レス) id: bf314a48b3 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 続編のパスワードがわからないです… (2018年8月19日 16時) (レス) id: 196990bb6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆ | 作成日時:2018年6月23日 15時