with SHIBAYU 6 ページ20
しばゆーside
｢んっ……ゆうくん、…っ、｣
し｢甘える時はその呼び方なん、変わらんね｣
｢ずっと、さみしかった、｣
し｢っ、！｣
｢会いたかった、もっと、いっぱい、ばか、したかったぁっ、｣
し｢Aっ｣
Aが俺の頬を両手で包み込んで、下から優しくキスをする。ちゃんと見ていて、と咎めるように、それでいて俺がやめなかったことを心から安堵し喜んでいるような、そんな、キス。
｢も、ほんと、やめ、とか言わん、でぇ…っ、｣
し｢言わん…もう、絶対、そんなん、言わん、から…っ｣
しゃくり上げながら、Aが喘ぐ。好き、とか離れんで、とか。Aはこんなにも俺を思ってくれてたのに、自分に自信なさすぎて勝手に離れようとしてさ。
ごめんね、A。これからはもっと大事にいっぱい大好きって伝えるからね。
し｢泣かんで？｣
｢だっ、て…ゆうく、やさし、する、から……なみだ、とまらん、くて…、｣
し｢これ以上可愛いことばっかり言うと、ほんとに俺我慢できんくなるから、ね？A｣
｢う、んっ…じゃ、｣
手繋いで、ってぽろぽろ涙の粒落としながらのお願いにすぐさま指を絡めて腰を振る。
だいじょぶ、大丈夫。もう、離さんから。
し｢ほら、一緒イこ？｣
………………………………………………………………
Aside
小さい呻きとともに流れ込む熱いもの。ゴムがいいものらしく、本当に中で出されてるような感覚に陥る。変なもの置いていきやがってっ。次会ったら怒ってやろ。
し｢っは、すご……めっちゃ出たぁ…｣
｢早くゴムを結びなさい…こらっ、プラプラしんの！｣
し｢凄くない？この量、俺もびっくりよ？｣
｢知らんがな｣
疲れてぐで、とソファに倒れ込むと下半身丸出しのパパが擦り寄ってきた。
し｢Aのおかげで元気出た。ありがとぉ｣
｢…はいはい、良かったね｣
し｢俺ね、ちゃんとAのこと好きだよ｣
｢……うん、｣
し｢いつでも、連絡して。すぐ飛んでくるから｣
｢…そんなん、実際無理なくせに、よぉ言うわ、｣
し｢ふふ、そうかも知らんね。でも、Aの前では俺、カッコつけときたいから。…甘えてよ｣
不器用なところもこの人の魅力。バカでどうしようもないし鈍感なとこもあるけど、それでもこの人はAにとって、大切な人。
し｢ね、もっかいゆうくんって呼んでよ｣
｢やでーす｣
し｢んもうっ、Aちゃんったらいけずぅ〜｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1077人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yaoyoryzuchan(プロフ) - あゆさんの書かれるてつやが本当に大好きです。 (2018年8月31日 22時) (
レス) id: 44f31d8daf (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - フラグ設置、わからないので教えてください (2018年8月21日 18時) (レス) id: 196990bb6f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 続編は既にパスワード解除、フラグ設置していますのでご確認くださいませ (2018年8月21日 9時) (レス) id: 6672c4434c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続編のパスワードが分かりません… (2018年8月20日 9時) (レス) id: bf314a48b3 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 続編のパスワードがわからないです… (2018年8月19日 16時) (レス) id: 196990bb6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆ | 作成日時：2018年6月23日 15時
