本望 7 ページ12
シルクside
｢ほん、と、むり、しるく、まって、｣
ｼﾙｸ｢待たない｣
｢っ、だって、んっ、あ｣
もうほぼ泣いてるA。はたはたとまつげを伝って落ちる涙の雫がこんなにも綺麗に見えるのは恋愛フィルターのおかげか。はたまた、Aに俺が溺れすぎているからか。まあそれはどっちでもいいけど、そろそろ限界近いのかAが足をもじもじさせて時折太ももで俺が突っ込んでる手を挟んできたりする。
｢こわ、い……しるく、まって、おね、がっ…｣
ｼﾙｸ｢A｣
｢っく…｣
ｼﾙｸ｢大丈夫、ちょっとビクってなるだけだから｣
ぱく、と胸の先端を口に含んで舌で転がしてたまに甘噛みして。もじもじしてる足の間に自分の体ねじ込んで、バラバラと中で指を動かす。だんだん粘着質な音が大きくなって、Aの喘ぎも早くなってくる。んー、もうちょいか。
｢まって、…なんか、くる、から…しる、く、｣
ｼﾙｸ｢だぁーじょぶだから。このままイけ｣
｢みない、で、しる、おねがっ…｣
ｼﾙｸ｢こんな可愛い蕩けた顔してるAのイクとこ、俺が易々と見逃すと思う？｣
｢っふ、あっ、ああっ、んっ、や、やだぁ、｣
ｼﾙｸ｢…Aのえっち、｣
｢ひっ、んあっ…ぅあっ、ああっ、！｣
耳元で囁いたら、そん時タイミングよくビクって大きく身体が跳ねて、そのあとぐたって布団に沈んだ。中は収縮を繰り返して、未だにヒクヒクと痙攣を続けたままだ。ここまで来たらもういいだろうと手首を離してやるとすぐさま腕を顔の前に持ってきて｢見ないで、って言ったのに、｣だと。
ｼﾙｸ｢めっちゃ可愛かったけどな｣
｢……！｣ﾁﾗｯ
ｼﾙｸ｢……なんだよ｣
｢……ほんと？変な顔、してなかった、？｣
ｼﾙｸ｢……っく、ははは！お前、そんなん気にしてたんか！(笑)｣
｢…するでしょ、そりゃ！…自分はシルクみたく経験ないって、あれほど……！｣
今日はやけにテンションの上下が激しいやつだなと笑いながらAの頭をかき撫でる。よしよし。んじゃまあ俺も準備あるから、って離れようとするとえ、と途端に寂しそうな顔をする。…こういうとこだよなぁこいつのずるいとこ。無自覚だってわかってるけど、わかってるけどさぁ。
ｼﾙｸ｢…ほんとに手加減できなくなるから、その顔やめれ｣
｢？｣
短パン脱いで隠してた避妊具を持ってきてAには見えねえように取り付けて、さて今から、って時。
突然視界が回った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1077人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yaoyoryzuchan(プロフ) - あゆさんの書かれるてつやが本当に大好きです。 (2018年8月31日 22時) (
レス) id: 44f31d8daf (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - フラグ設置、わからないので教えてください (2018年8月21日 18時) (レス) id: 196990bb6f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 続編は既にパスワード解除、フラグ設置していますのでご確認くださいませ (2018年8月21日 9時) (レス) id: 6672c4434c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 続編のパスワードが分かりません… (2018年8月20日 9時) (レス) id: bf314a48b3 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 続編のパスワードがわからないです… (2018年8月19日 16時) (レス) id: 196990bb6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆ | 作成日時：2018年6月23日 15時
