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「あはっ…一人目ッ‼」
バキッ_
「グッハァッッ‼」
「あははっ…‼二人目ッ‼」
ボゴッ_
「ッ‼ ぁぁぅあぁ" 」
野球少年は 六人のナイトたち相手に
満面の笑みを顔に作りながら
一人一人 確実に倒していく。
そして、
「 六、人目っ‼ 」
バキ バキッ_
「ぁぁあああああ"…」
へぇ…ただの 野球少年ではないってことね
「ねぇ‼…君も……野球しよ⁇」
『は?』
ブンッ_
急に後ろからかけられた話し声と
いきよい良くこちらに向かって
投げられるバット
『ッ…あっぶな…』
「 あはぁ‼…もっと‼もっと‼」
ブンッ_
ブンッ_
あたりは暗くなってしまい
音を頼りに バットを避ける
ブンッ_
「おりゃっ‼」
こいつ…喧嘩慣れしてやがる
動きが 予想できない…?
バキッ_
『ッ‼ いってぇー』
はは …なるほどね
バットをむやみに振り回してたのは
避けることに意識を収集させて
蹴りや拳を完璧に相手にぶつけるためだ
「ごめんね⁇ イタイ⁇ イタイ⁇」
なーんて言いながら
路地裏を明るく照らすひとつの電灯が
あいつの 狂った笑顔を照らしつける
あーあ 本当に覗いてみるだけで
十分だったのに…
そんな 楽しそうに 笑われると
『楽しくなって きちゃったじゃん』
ッバキッッ…‼
「ッ⁉⁈ グアッ…‼」
俺は一瞬で野球少年との距離をうめ
力任せに そいつを殴った__
野球少年は殴られて吹っ飛び
狭い路地裏の壁にぶつかり 落ちていく
「ゲホッ…ゴホッ‼」
俺の拳が見事 溝に入ったのか
腹を抱えて 咳き込んでいる
それでも 恐ろしいのがまだ
立とうとしていることだ_
俺は あいつに殴られた頬から
血が出ていることに気づき
制服の袖でそれを拭う
白一色のシャツが赤色に染まる
『俺は白だ…何色にも染まらねぇ』
誰に言ってるのかもわからず
ただ ただ そう つぶやくと
自分の鞄をヒョイッと持ち上げ
自分に向かって歩き始めた
「…しろ、いろ…?」
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葵@他人の不幸は? - この作品好きです!……えっと、続き楽しみにしてます!おそ松センパイとの絡みに萌えました(*><*) (2015年12月30日 6時) (レス) id: d41ef80d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:曇り少女 | 作者ホームページ:http:// abc@.abc@
作成日時:2015年11月22日 19時