色の世界で【喧嘩松男主】 (ページ3)

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最近俺には注目の国があった

それは白の王がまとめている国である。

「なあチョロ松白の王って知ってるか？」

「当たり前でしょ
今すごく注目浴びてる国だよ？」

と、我が弟は変な目でこっちを見てくる

「え、何々おそ松兄さん
A君に興味持ってるの？」

急に話に割り込んできた
女子力高めの末っ子に少しびっくりする

「え、お．おう…ってA君って誰だよ？」

「あー白の王の名前だよ

あ、そこまで白の王について
詳しくないパティーン？」

パティーンってなんだパティーンって
末っ子の口調にイラつきを覚えながらも
白の王について
情報屋でもあるトド松に詳しく聞く

「白の王の本名は白乃 A で、

白の国のトップ
白の由来としては何色にも混ざらないって
意味が込められてるよ
彼の驚くべきところは
抜群のセンスの良さと知識の広さかな」

「ふーん」

淡々と並べられた
Aの情報に適当に相槌をうつ

「まあ確かにおそ松にいさんも
喧嘩のセンスならピカイチだけど
頭が…ね…」

と言ってやれやれと言った顔をする

「けっ喧嘩に頭なんていらねぇよ」

そう言葉を吐き捨て
今ここにいる兄弟たちを見て

「じゃあ俺とそいつどっち強い？」

と聞くと
雑誌を見ていたチョロ松はこっちを見て
携帯をいじっていたトド松もこちらを向く
ずっと空気状態だったカラ松もこちらを向き

声をそろえてこう言うんだ

「「「我が王に敵なし」」」

ってね、それを満足気に俺は聞いて

「俺についてこい幹部ども」ニシッ

相手が誰だろうと知らねえよ
この最強の兄弟がいれば
倒せない国なんてある訳がない

だから覚悟しとけよ白乃A ッ‼