みんなで強くなるはなし１１ ページ28
一瞬を撃つ！射撃術鬼強化講座
「あー、ここは割と16番隊のメンツが多いな。まあやりやすい。改めて、講師のイゾウだ。今日はお前らの射撃性能の向上を目的に動くこととする。いいな？」
「「「「ハイッ！！！！！」」」」
「よし。具体的なメニューだが、今日はオーソドックスな回転式拳銃を使う。大きさや構えは変わってもこいつが基本中の基本、乱射に慣れてる奴らには少々難易度が高いだろうが精度を上げるにはうってつけだ。｣
「イゾウ隊長！俺単発の拳銃持ってねえっす！」
「俺も！」
クルーはチラホラと手を挙げていうがそんなものは想定済みだったらしい。
その声を手で制すと控えていた重厚感のあるケースから丁寧に手入れされていることが分かる拳銃を取りだした。
｢今日は特別に俺のコレクションを貸す。丁重に扱え、手荒に使おうもんならドタマぶち抜くからそのつもりで。」
｢「「「…………ヒィッ」」」｣
クルーは列に並び、イゾウから数ある中から細かくサイズや重量の違う拳銃を見繕ってもらい、ひとつずつ受け取った。
｢すげえ！細けえとこまでピッカピカだ……！｣
｢イゾウ隊長の拳銃……！｣
｢手に馴染む…使い込まれてるのがわかるぜ！｣
思わず感嘆の声を漏らすクルーを見回して少しだけ口角をあげたイゾウだったが、切り替えて手を叩いて注目を集めると、手本だと愛用の拳銃を構えた。
｢拳銃の位置は肩から水平に真っ直ぐ伸ばしたところを意識、射撃の反動が受けない位置が基本だ。照準器を見すぎるのも良くねえな、照準器越しに見える狙うポイントとピッタリ重ねるのがコツだ。｣
イゾウは構えた手の反対の手で1本の木を指さし、見てろと一言。
ドン、と音がした次の瞬間には指さした木の丁度真ん中に銃弾がめり込んでいた。
パチパチパチ……
おお、という声と共に思わず拍手がわき起こる。
｢次はお前らの番だ。精神統一し一撃入魂。数打ちゃ当たるのは当たり前だ。土壇場の一発を必中させる精度を身につけろ。｣
｢｢｢｢ハイッッッッ！！！｣｣｣｣
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森の妖精(プロフ) - マナさん» 実は新しいお話を考えていて2年後の世界を創造中です！色々本編にも触れてその手のちょい落ち込み系の主ちゃんを書きたいも思ってます！その時になってしまいますが詳しく内容お聞きしたく存じます！ (2022年10月12日 19時) (
レス) id: 89758912f0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！！リクエストとかって可能ですか，？もしできたらちょっと成長した夢主ちゃんの病んだやつが見てみたいです，！！ (2022年10月11日 20時) (レス) @page6 id: b0901846b6 (このIDを非表示/違反報告)
森の妖精(プロフ) - しろごまさん» やったあああああああああ！！！！！！！パパだーーーーーいすき！！！！！！コメントありがとうございます！！！ (2022年10月11日 17時) (レス) @page6 id: 89758912f0 (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 親父ｨｨｨｨｯァァァー!?!?好き(真顔) (2022年10月11日 16時) (レス) @page6 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森の妖精 | 作成日時：2022年10月9日 2時
