桜の季節…After that

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優しく微笑んだ後


片眉を上げて


意地悪そうな顔をし





臣「スタライするなんて聞いてねぇけど？」





と拗ねてるような声と言い方で言ってきたから





『あぁー､ごめん汗』





と私が苦笑いしながら謝ると





臣「ねぇー､みんな！
旦那に言わないって酷くない？」





と臣は画面に顔を出してきた…


だから


私は画面に向かって





『へへっ笑
怒られちゃった…笑』





と舌を出した…





臣「へへっ笑､じゃねぇよ！
ほらコメント見てみ？笑」



『えーっと…
サクラちゃん､それはダメだね！だって汗』



臣「ふはっ笑
ファンにも怒られてんじゃん！」



『だね､ごめんなさい…汗』





私が苦笑いしか出来なくなってると


臣は私の頭に手を乗せて優しく微笑み





臣「今日の検診の報告！
みんな､聞いた？笑」





とファンの子達に問いただしてたから


ちゃんと分かってくれてたんだって思ったら


涙が溢れそうになって


それをグッと堪えて


私はコメントを読んだ…





『あっ！岩ちゃんだぁ！笑
がんちゃ〜ん！笑』





と画面に手を振った…





臣「ちゃんと見てるよーだって笑」



『うん！
ほら！隆ちゃんも健ちゃんもえりちゃんも！』





と言うと


臣が立て続けに流れるメンバーのコメントを


じっと見つめて





臣「お前ら俺のスタライには
コメしねぇーだろーが！」





とメンバーみんなに怒った…笑


そんな臣を見て


ファンの子達もキャーキャーなってて


私のじゃなくて


臣のインスタライブみたいになってた…笑





『じゃあ､もう少し
質問タイムして終わろうかな？
臣くんにでもいいよ！笑』





と勝手に言うと


「ったく…」と呟きながら


私と一緒にコメントを読んでくれてた…





臣「お前､恋バナしてたの？笑」



『うん！
恋愛相談乗ってた笑』



臣「うわぁー､聞きたかったわぁーそれ」



『ふふっ笑､内緒！』





と私は人差し指を口に当てた…





臣「みた？
ほんと可愛くね？笑」



『え？』





ーサクラちゃん､可愛すぎ！

ー臣くんが羨ましい

ー臣くんになりたいです！

ーサクラちゃん､画面に向かってして下さい！


とか


男性ファンの子達からのコメント読んで


恥ずかしくなってきた…汗





臣「ダメ！」



『え？汗』



臣「今のは旦那である俺の特権だから！笑」





と臣は私の頭を優しく撫でた…


私は臣の言葉に


キュンとして顔が熱くなり


両手で顔を隠した…汗

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