桜の季節…After that

登坂side ページ1

桜が咲く季節になると…



あいつに逢いたくて仕方なくなってた…




あの頃は…




まさか…




あいつにまた逢えるなんて…




あいつの傍に…




また居れるようになれるなんて…




思ってもみなかった…




あいつと夫婦になってからも…




桜が咲く季節になると…




俺とあいつは




何かしらの壁にぶち当たってきたんだ…








『おみぃー！！笑』







と笑顔で走ってきて




俺に抱きついて来たのは




俺が愛してやまない嫁のA…





俺に抱きついて


俺の腕の中から見上げるAをみると



もしかしたら…



それすらももう…


無理だったかも知んねぇ…



だから…



これが当たり前だと思ったらダメなんだって…


俺は何回も何回も自分に言い聞かせるんだ…





『おみ？』




臣「ん？笑」




『どーかした？』




臣「いや､ほんと可愛い奴だなってさ！笑」




『なにそれ笑』




臣「フッ笑
んで､ボイトレ終わったのか？笑」





そう､


Aは[Sakura✩.*˚]として


歌手を続けていて


かなり人気も出ていて


ファンも前よりかなり増えてる…





『うん！終わった！笑』




臣「そっかそっか笑
おつかれ！」




『ありがとっ！臣は？』




臣「トレーニング終わった所！」




『そーなんだ！おつかれさま笑』





と可愛い笑顔で言ってくれると


トレーニングの疲れなんてすぐに取れる…


だから､俺は「ありがとう」の意味で


Aにキスを落とした…





すると…





「こらぁー！！」





と言う声が聞こえて


Aと2人で振り向くと


メンバー全員が笑顔で立っていた…





『みんなぁー！おつかれさまぁー！笑』





とAが


メンバーに向かって笑顔で言うと


隆二は1番にAの傍に来て





隆「Aもおつかれ！笑」





とあのニャンちゅうスマイルで


Aの頭をポンポンとしてた…





『ふふっ笑』




臣「何笑ってんだよ！」




『え？笑
だって､隆ちゃんの頭ポンポン好きだもん！笑』




隆「ははっ！
これぐらいいつでもしてやる！笑」




臣「ﾁｯ」




健「臣ちゃん！ほんま直らんなぁ〜！笑」




N「ほんとだよ！汗」




直「んまぁ､臣の事だから
直す気も無いんだろうけどな！」




臣「直己さん！ご名答っす！」




岩「臣さんらしいっすね笑」




E「ほんとだよ笑」




桜の季節は…



俺とAにとって…



思い出深くて､1番好きな季節になった…

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