桜の季節10[Final]

登坂side ページ35

Aと何とかみんなが待ってる､


車に乗り込んだ…､



〜♪〜♪



Aの着信が鳴った…､






『もしもし？美咲さん？』

『うん！大丈夫だよ！どうしたの？』

『…………えぇー!!うそっ､』






Aが驚いた声にみんなが驚いて､心配したような顔をしてた…､







『ほんとなの？』


『何？まだあるの？汗』


『………えぇー!!汗
てか､ホールじゃなくて､アリーナなの？』


『うん､分かった』









Aは通話を切り､放心状態…､







臣「どうした？」



『えっとぉー､まず…』



臣「うん」



『広輝が…EXILEのLIVEに出る事が決まったって！』







え？







N「マジ!?」



『うんっ汗
東京校からダンスで選ばれたって！』



臣「マジかよ笑」



『マジ汗』



隆「スゲーじゃん!!笑」



岩「広輝と立てるんだ！笑」



直「て事だね！笑」



健「確かに読み込みも早かったしな！笑」



E「俺までスゲー嬉しいんだけど！笑」



N「やべぇな！
また楽しみが増えたわ！笑」








広輝の話でメンバーは盛り上がってんのに､



Aだけはスゲー心配そうな顔をしてた…､









臣「A？嬉しくないのか？」




『え？あぁー､嬉しいよ！
けど､それよりも不安な事がぁ…』




隆「ん？」




『実は…』




臣「どうした？」




『Sa,ku,ra✩.*˚の復帰初LIVEが決まったって…』








え？







三優「えぇー!!!!」




『しかも…アリーナツアー汗』




三「えぇー!!」




臣「っ､」







ウソだろ…汗







臣「A？」




『LIVEなんて､無理だよぉ…､
不安で仕方がない…､』




隆「いつなの？」




『LIVE自体は来年だけど…､
これから全部決めていかなきゃいけないから､
忙しくなるよ？って美咲さんが言ってた､』







と､Aはスゲー不安そうに俺と隆二の顔を見つめてた…､




まるで…､



捨てられた子犬のように…､

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