桜の季節10[Final]

登坂side ページ29

『やっと来れたぁー！笑 』




Aが満面の笑みを俺やメンバーに向けた…､





臣「あぁ笑」



隆「しんどくなったらいいなよ？笑」




『うん！
隆ちゃん､ありがとう！
でも､もう大丈夫だよ！笑』




臣「だからって､はしゃぎ過ぎんなよ？笑」




『はぁーい!!笑』




優「Aが1番子供みたい笑」



N「ははっ笑」



健「まぁ､ずーっと行きたがってたしな！笑」



E「だね！笑」



岩「バレない程度に楽しみましょ！笑」



直「だな笑」







今日は子供らは預けて､Aがずーっと行きたがってたUSJへメンバー全員と優衣ちゃんでAを連れてきた…､







『みんなぁ！早く行こう！笑』




優「だね！笑」








Aと優衣ちゃんは2人で先に歩き出した…､








臣「ふはっ笑､マジで子供だわ笑」







ほんと可愛い奴…笑




俺はAが今こうして生きてくれてる事が…､


スゲー嬉しくて…､


楽しそうなあの笑顔を見てるだけで…､


俺は満足してしまう…､







隆「ははっ笑､だな笑」




臣「てか､ぜってえバレるよな？汗」




N「HIROさんには言ってあるし､
バレねぇうちに楽しもう！笑」




直「ですね！笑」




健「なんか被ったらええやん笑」




岩「確かに笑」




E「先に見に行かなきゃね？笑」




隆「だな笑､臣？」








気付けば､みんな先を歩いてた…､







臣「あぁ､ごめん汗」







俺は追いかけ､隆二の隣まで行った…､







隆「どうした？」




臣「いや､Aを見てると…､
ほんと､奇跡が起きなかったら…､
こうしてみんなで来れる事も無かったんだろうなぁーって思ってさぁー､」




隆「臣…」




臣「正直､俺はAのあの笑顔が見れただけで､もう満足なんだよ！笑」




隆「はえーな！笑､
まだまだこれからだろ？笑」




臣「だな笑」




『おみぃー！笑』








Aが俺と隆二に向かって走って来た…､



それだけで愛おしくてたまんねぇし…､


これが当たり前だと思ったらダメだって…､


あの時に思いさせられた…､









臣「お前さぁ､バレるだろ？」




『へへっ笑､ごめん！笑』




隆「A､楽しもうな！笑」




『うん!!笑､早く行こ！』









と…､


Aは俺と隆二の腕に自分の腕を絡めて来た…､








『臣！隆ちゃん！
連れて来てくれてありがとう！笑』








と､スゲー可愛い笑顔を俺らに向けた…､

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