桜の季節2

登坂side ページ39

え？汗


ちょっと待って…汗




臣「この前言わなかった？汗」


『聞いたよ！
私からもらったってでしょ？』


臣「あぁ」


『私､返事してないと思うけど？』


臣「え？」


『だって私､臣くんに財布なんてあげた事ないもん！て事で､片付けしよ！笑』





Aはダンボールをリビングへ取りに行った…､





臣「やっべぇ…」


隆「それは無いわぁー」


臣「だよな…財布替えよっ汗」





これはマジでヤバイわ…､




でも…､

Aからもらった覚えが…､




あっ汗

思い出した…､





臣「A!!」





隆二とダンボールに詰めてるAを呼んだ…､





『なによ！大っきい声で…汗』


臣「………マジでごめん汗」





Aにもらったのは､同じブランドのキーケースだった…汗





『思い出したならいいよ！
別に気にしてないし！』





いやいや…､




臣「怒ってんじゃぁーん…」




俺はAの後ろから抱きしめた…､




『怒ってないって！
てか､片付け出来ないし！汗』


臣「ほんとに？汗」


『ほんと！』


臣「いや､声が怒ってんじゃん…」


『だから､怒ってないって！
あんまり何回も言うと怒るよ？』


臣「………ごめん､」


隆「臣､片付けしねぇとスグ時間になんぞ！笑」





あっ汗


何しに来たか分かんねぇじゃん…､


俺…､





臣「あぁ笑
A？」


『ん？』


臣「今度付き合って？」


『何処に？』


臣「財布買いに！
Aが一緒に選んでくれるだろ？」


『しょうがないから選んであげる！』


臣「しゃーなしかよ！」


『しゃーなしがイヤなら選ばない！』


臣「あぁーもう､それでもいいから！汗」


『分かった！いいよ！笑
てか､もういい加減離れてよ！』


臣「あっ…ごめん汗」





俺はAの背中から渋々離れた…､





隆「ふははっ笑
2人の会話！ほんと､笑える！笑」


臣「何処がだよ！汗」


隆「臣が変わったなぁーと思ってさ！」





隆二はスゲー優しい顔をしてた…､





『変わった？』


隆「うん笑
笑顔も増えて､表情が柔らかくなったし！
自分の感情を表に出すようになってきた！笑」


臣「隆二！汗」


隆「いいじゃん！
最近ファンにも､冷たいっていわれなくなったじゃん！」


『へぇー､そうなんだ笑』


臣「なに？その興味無い感じ…汗」


『え？あっ…ごめん汗
手を動かしながらだったから！笑』





Aは話しながらでも､ちゃんと詰めてるわ…汗

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