桜の季節2

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ちゃんと…､


自分の気持ちを伝えなきゃ…､


臣さんと籍入れても…､


幸せになんかなれない…､





『さっきっ…､臣さんが言ったようにっ…､
先輩に対してっ…情はあるよっ…､』


臣「……っ､」


『だってっ…2年近くも一緒に居たんだもんっ､
無い方がおかしいっ…､
けどっ…､恋愛感情はもう無いもんっ…､
もしまだあったらっ…､臣さんと戻ってないしっ､
籍入れるとかしないよっ…､』


臣「……ｯｯ!!」

隆「だよな…､」


『隆二さんっ…うんっ…ｯｯ､
だからっ…信じて欲しいのっ…ｯｯ､
でもっ…､』





もしっ…､





T「でも？」


『もしっ…､
少しでもっ…信じてもらえないならっ…､』






私は臣さんから広輝を預かり…､

抱きしめた…､






美「A？」


『私はっ…信じてもらえるまでっ…､
今まで通りっ…､広輝と2人で居るっ…､』


隆「……え？」


『籍は入れないっ…ｯｯ､』


臣「……なんだよそれ」


『お互いっ…信じれないのにっ…､
籍入れてっ…夫婦になっても幸せになんかなれないよっ…､後々っ…広輝からパパが居なくなるぐらいならっ…初めから居ない方がいいもんっｯｯ!!』


美「A…」







広輝を抱きしめた私を…､

臣さんが抱きしめてきた…､







臣「んな事…言うなよ､」


『っ…ｯｯ､』


臣「信じてるに決まってんだろ？
信じれねぇなんて､一言も言ってねぇよ！」


『だってっ…めっちゃ怒ってたじゃんっ…ｯｯ､』


隆「ただの嫉妬だよ！笑」

T「元カレに目の前でキスされて､
嫉妬で狂ってたんだよ！臣ちゃんは！笑」


臣「ちょっと!!汗」


『っ､』


美「ははっ笑､
臣くんって､結構ヤキモチ妬きなんだ！笑」


隆「かなりね！笑」


臣「隆二!!汗」


T「最近の登坂､変わったもんねぇー笑」


『え？』


T「いい風によ？笑
だから､登坂はAちゃんが大好きで､
堪んねぇの！笑」


臣「TAKAHIROさんまでっ…汗
ほんと､やめて！マジで恥ずいから！汗」







臣さんは私から離れ､私に背を向けた…､


よく見れば…､


耳が真っ赤になってた…､






隆「(Aちゃん？)」





隆二さんが臣さんに聞こえないように､
私の耳元で話してきた…､





隆「(臣くん！か臣！って呼んだけて！)」


『っ!!／／』


隆「(夫婦になんだから！ね？笑
いつまでもさん付けはねぇって！笑)」






確かに…､





『(くんでいい？／／)』





隆二さんは笑顔で頷いてくれた…､

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