登坂side ページ50
『前はね､先輩の奥さんって､
すごく嫉妬深くて､
束縛がキツかったんだって…』
臣「え？」
『先輩の事が大好きで愛し過ぎてるんだと思う…､けど…､先輩は耐えられなかったんだって､』
臣「そんなに酷かったの？」
『話を聞いただけだから､分かんないけど…､
話を聞いただけでも､酷いから…､
実際はかなりキツかったんだと思うよ？』
マジか…汗
臣「例えば？」
『毎日携帯チェックされたり…､
ちょっと違う匂いが付いてると､色々問いただされたり…何か色々あったみたい､』
臣「……そっか､」
『で､かなり酔っ払った先輩がこのアパートの前に座り込んでて､私が声を掛けたのが…､始まり？って感じ…､』
Aは包み隠さず､全部話してくれてる…､
臣「んで､付き合ったのか？」
『その日には付き合ってないけどね？』
臣「………で？」
聞きたくないって思う反面…､
俺が知らない時の事だから､知りたいって思いの方が強かった…､
『で､愚痴聞いたりして､しばらく友達として居て…､付き合った…』
臣「ふ〜ん､」
『なにそれぇー！』
Aは俺の返事が気に食わなかったのか､
叩いてきた…､
臣「痛いって！」
『聞きたくないなら聞かないでよ…､』
臣「……ごめん､」
『もう…バカ､』
Aの目から涙が落ちた…､
臣「A…？」
『寂しかったんだもんっ…ｯｯ､
それに､誰かに甘えたかったんだよぉーｯｯ､っ!!』
俺はAの泣き顔とその言葉に…､
息が出来ない程､胸が苦しくなって…､
Aを強く､強く抱きしめた…､
臣「これから､いっぱい甘えさせてやるし､
寂しい思いはさせないから!!」
『臣さんっ…ｯｯ､』
臣「ずーっと傍に居てやる!!」
『絶対だよっ…ｯｯ､』
臣「あぁ､約束する！」
『もうっ…1人にしないでっ…ｯｯ､』
臣「あぁ､絶対1人にしねぇ！
お前が離れたいっつっても､離さねぇからな！」
『離れたいなんて言わないっ…ｯｯ､』
臣「なら問題ねぇ！
ずーっと俺の傍に居ろよ！な？」
『うんっ…ｯｯ､
ずーっと臣さんの傍に居るっ…ｯｯ､』
臣「約束だぞ？」
『うんっ…ｯｯ､約束っ…ｯｯ､』
俺はAを抱き上げ､ベッドへ連れて行き…､
この何年間分を埋めるように…､
お互いがお互いを求めるようなキスをした…､
A…､
愛してる…､
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Ri(プロフ) - rinpana2115さん» 初めまして！コメントありがとうございます(*´ω｀*)感動して頂けて凄く嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2018年12月30日 8時) (
レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
rinpana2115(プロフ) - すごい感動しました！涙が止まらなかったです！ (2018年12月30日 7時) (レス) id: caac53339a (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - はるなさん» コメありがとうございます！最後のサクラを聴きながら書きました！素敵やと言って頂けてすごく嬉しいですっ笑､1人でも楽しみにして頂けてるなら､続編考えます！笑 (2018年12月18日 19時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 読んでて涙ががてしまいました、、それぐらい素敵な物語です！！私はこのまま続編を見てみたいです楽しみなしてます！ (2018年12月18日 17時) (レス) id: ccf8a107b8 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - この小説の続編を書こうか､ここで終わりにしようか…迷う…､よかったらコメください！ (2018年12月18日 17時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ri
| 作成日時：2018年12月14日 14時
