130 病室で。 ページ15
三輪side
大規模進行が終わり、
それから2週間がすぎだ。
なのに音歌はまだ目覚めない。
出水「三輪。そろそろ、お前も休め。」
米屋「ずっと音歌とこに居たんだろ。
出水の言う通り、休めよ。秀次。」
三輪「おれは…音歌が目を覚ますまで
ここにいる。」
絶対に…
出水「三輪ってこんなにも頑固な奴だったけ?」
米屋「ンー?知らね…
そろそろ昼だし、メシ買いに行ってくるな。
行くぞ弾バカ!」
出水「うるせぇ!」
また騒ぎ出してあの二人は病院の購買に行った
音歌……
守れなくてゴメンな…
あの時、ワープに気をつけていれば…
音歌は…!
?「んっ…秀…次?」
三輪「音歌…?」
目が覚めた…のか!?
音歌「ここは…病院?私…。
あ、そうか。大規模進行で
怪我しちゃっとのか。」
三輪「大丈夫なのか!
お前、2週間と眠っていたんだぞ!」
音歌「ん。大丈夫。2週間も!?
ゴメン。秀次心配させた。
お兄ちゃんと美麗さんと夢の中であってた。」
姉さんと!
音歌「伝言があってね。
美麗さんは、
『ちゃんと彼女の音歌ちゃんを守ること。』
兄さんは、
『ちゃんと音歌を守って幸せにしなきゃ
ぶっ飛ばす!』
だってさ。」
フッ…姉さん達らしいな
三輪「音歌…。」
音歌「ん?何?」
三輪「この前の大規模進行。
守れなくて悪かった…。
俺がもっと強けば、
音歌が怪我をしなくてすんだ。」
音歌「そんな事ないよ。
私は、あの大規模進行で
秀次に助けてもらった。
ヴィルラと戦っていた時、
秀次が、途中で来てくれたから、
私は助かった。
ありがとう。
これからも一緒に強くなろ。
秀次。」
音歌…
三輪「あぁ。
もし何があっても音歌を必ず守る。
後、ちゃんと音歌を幸せにするから」
音歌「うん。」
三輪「音歌。大好きだ。」
音歌「私も大好きだよ。」
《これから先、ずっと音歌を幸せにする。》
これが、俺のやるべき事だ。
4年前や、1年半前のような
辛い思いは絶対させない!
ありがとう。
音歌。
大好きだ。
❦ℯꫛᎴ❧
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作者名:璃奈 | 作成日時:2018年1月4日 15時