seven wonder２ (ページ9)

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ep.58【MHside】ページ9

PD社長「本気かね？」

「はい、もちろんです」

PD社長「たくさんのCARATを傷付けることになるかもしれない選択でもあるのは分かっているのか？」

「わかっています。それでも僕は自分の好きな人、その仲間を守りたいんです。
それにCARATは受け入れてくれると信じています」

PD社長「わかった、向こうの社長の了承を得たら許可を出そう」

「ありがとうございます！！！」

僕は深深とお辞儀をして部屋を出た
その後ろをマネヒョンが追いかけてくる

MN「お前メンバーにも話しとけよ、迷惑をかけるのは社長や向こうの事務所、CARATだけじゃないんだぞ」

そんなことは分かりきってるよ、と声をかけてメンバーがいる練習室へ入った

SG「ヒョン！」

JS「おかえり、ミンハオ、どこ行ってたの？」

VN「大丈夫ですか？」

こんなにも僕のことを考えてくれる人たちは他にいない
だからこそ協力して欲しいんだ

「聞いて欲しい話があるんだけど」

SC「なんだ、言ってみろ」

「僕…

カグヤさんのこと好きだって公表しようと思うんだ。」

SVT「「「「は？？！！！？」」」」

こんなに息ぴったりなグループ他にいないな

「今回のノンワンの事件の犯人、CARATかもしれないんだ。

嫉妬で起こしてしまった事件だとしたら僕の気持ちを公表しておくことでCARATたちに理解しておいて貰えると思うんだ。

僕の一方的なわがままだってわかってる。
だけど、一か八かやってみたいんだ。」

………誰も何も言わない
きっと考えてくれているんだ

SC「それがどれだけ周りに迷惑をかけると思ってるんだ？」

「だからこうしてみんなに…」

SC「俺らじゃない！！」

クプスヒョンがこんなに大きな声を出したのはいつぶりだろう

SC「メンバーはな仲間だから迷惑をかけて当たり前なんだよ、それを支え合うのが役目だから。

俺が言ってるのはCARATやAlice、向こうのメンバー、なによりカグヤさんにだよ」

JS「そうだね、カグヤさんは好きだと公表されて困ると思う。
だってなんて答えを出すのか、みんなから期待の目で見られるんだよ？僕なら嫌かな…

でもスンチョラが言うようほどCARAT、Aliceの反応は悪くないと思うよ」

「え？」

HS「確かに！この前の投稿をみてセブチとノンワンの共演を望んでたり、もっとみたいって声が多かったし！アンチだけじゃないんだよ」

「じゃあ……」

JH「あー！もう！決めたならやってみれば？！カバーは俺らがするって言ってんの！」