seven wonder２

ep.57【MHside】 ページ8

DN「ヒョンたち！ちょっとこれみて！大変だよ！」



練習の休憩中見せられた携帯には

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【NonWONDER ハル、ソウ、レイが緊急搬送】

先程16:30頃に事務所から帰宅途中のNonWONDER所属のメンバー3名が緊急搬送された。

何者かに刃物で切りつけられ、1人が意識不明の重体とのこと。

幸い、唯一の女性メンバーのカグヤさんは個人の仕事のため事件には巻き込まれていないそうだ。

事務所はまだ詳しい情報を発表していないが、所属事務所の女性スタッフが関与している可能性が高いとのこと。

警察もその女性スタッフを追っているが未だに捕まってはおらず、現在も捜索中だ。

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WZ「これまじかよ……」

SC「意識不明の重体って大丈夫じゃないよな？」

SG「信じられない…ノンワンが…」

DN「ハルさんに連絡してみたんですけど返ってこなくて…」

JH「カグヤさんが個人スケジュールだったのが不幸中の幸いだな…」

MG「事務所のスタッフさんに…酷い…」


メンバーもかなり動揺している様子
僕は何も言えないでいるとスニョニヒョンに手を掴まれて部屋を出た


「ちょっとヒョン痛い」

HS「あぁ、ごめん…お前大丈夫か？」

「僕よりノンワンのみんなだよ」

HS「いや、そうなんだけど。ほらあの例のコメントのことだよ」

「……僕のペンかもしれないってことだよね」



信じたく無かったけどあのコメントを残していたCARATの可能性は充分にある


HS「上に相談しに行くべきだ」

「そうだね、行ってくる」


こんなことになるなら初めから僕達の事務所にも相談しておけばよかった

しかも直接ユナさんに危害を加えずメンバーに矛先をむけたあたり
苦しめる という言葉にしっくりきすぎると思った


僕はマネヒョンを連れて社長の部屋に入った


「急に押しかけてすみません。お話があります。」

PD社長「どうしたんだね？」

「実は先程ニュースになっていたNonWONDERさんの事件ですが…」


僕は情報を1つ残らず漏らさないように伝えた


MN「この件に関してまだ犯人がそのコメントをした方と断定出来ていないですが、こちらに矛先が向かうことも考えられます。
SEVENTEENのメンバーとNonWONDERさん達の正しい関係を発表し、これ以上誤解を招くのを避けるべきかと…」



「それで僕に提案があるんです」

PE社長「話を聞こう」


もうユナさんを守るにはこれしかないと思ったんだ

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