seven wonder２ (ページ17)

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ep.66 ページ17

私は個人スケジュールを消化して事務所の人の迎えを待っている
今日はマネオッパは病院で3人の様子見をしてくれてるから

あんなことがあったばかりだから事務所の人と言っても社長の秘書さんが来てくれるんだってさ

「迎えまだかな…早く3人に会いたい…」

連絡が入り車に乗り込むとそこには秘書さんじゃなかった

「え、アカリ？！！！」

AK「なによ、私じゃ不満なわけ？w」

「そんなわけ…ってなんでいるの？！」

AK「オッパに頼まれたのよ～知らない人だと怖いだろうからって」

「ほんとあの人はすごいや…」

アカリの運転する車は初めて乗ったし、てか免許持ってるの知らなかったし！

楽しく話しているとかかってくる電話

「ヨボセヨ～？」

MN「今どこだ！？」

「何、急に…アカリと合流して病院向かってる所だよ？」

MN「そうか、よし、落ち着いて聞けよ？」

「うん？」

MN「さっきまたハルとレイが犯人に襲われた」

鈍器で頭をガーンと殴られたような気持ちだった

なんで？どうして？

病院にいるのに？ソウもまだ回復してないのに？

マネオッパがまだ何か言ってたけど全然耳に入らない

MN「おい、聞いてるか？！」

「……」

MN「おーい？！ハルとレイは無事だぞー！！聞いてくれーーーー」

「…え？？」

ハルとレイが無事？犯人は？どういうこと？

MN「それはだな…」

マネオッパが詳しい話をしてくれたところで電話を切った瞬間、涙が溢れてきた

AK「なんだって？」

「2人がまた襲われて…でもミンハオさんが…2人を助けてくれたって…… 犯人も捕まったみたい…」

AK「ミンハオさんって、この前のか…やるじゃんあの人」

アカリは頼りがいのある良い人じゃない、と言ったあと
何も言わずとも病院への道のりを急いでくれた

_____________

「ミンハオさん！！！！！」

MH「ユナさん！！！！！無事だったんだね、良かった……」

ん？この感じ前にも……
わたしは彼に思いっきり抱きしめられていた

「人が見ちゃいますから…あの…」

MH「本当に何かあったらどうしようかと思った…何にもなくて良かった…ほんとに…」

AK「………お二人さん。お取り込み中悪いんだけど病室案内してくれませんか？」

アカリの言葉でミンハオさんは離れてくれた
まさかこんなにも心配してくれていると思わなくて不謹慎なのはわかっていてもなんだか嬉しい気持ちになった

「アカリこっちだよ！」