今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:2,145 hit
小｜中｜大
妃慶珠(慶一郎)side ページ5
さぁさぁ、小山の時間ですよ。
僕は九尾の狐って言う、9つの尻尾を持った狐の妖怪の先祖返りです。
さっきシゲが言ってたけど、僕だけ人間の姿のまま狐になることが出来るんだ。
なんだけどさ、いま一大事発生。
手越の欠点が、『水に弱い』ってこと。
火の体質だからさ。
だから今お家に招待した子、雪女じゃん??
しかも手越、手なんか引いちゃってたじゃん？
今、戦意喪失中の、左手凍っちゃってます…。
「手越、大丈夫?? 無理してない??」
手越「自分が水に弱いの忘れてた...」
「シゲとかに言って溶かしてもらう??」
手越「いや、自分で溶かす...。」
「大丈夫??
シゲたちにお湯かけてもらった方が早くない??」
手越「いや、、大丈夫...｣
手越は火の玉を1つ、中に現した。
そこに近づけるとみるみる溶けていく氷。
そして、手越の顔色は戻った
「もうさ、1人で無理しちゃだめだって」
手越「ごめん...」
僕の説教なんていつぶりだ？
すんげぇ久しぶりな気がするんだけど。
でもこっからは俺が頑張んないと。
「じゃあ、行きますか？」
手越「行きましょうか」
キッチンの方をチラって見ると、シゲとまっすーがすごい笑顔で僕達に親指を立ててきた。
これだからメンバー好きなんだよなぁ。
最年長、小山慶一郎、頑張ってきます!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：舞蝶 | 作成日時：2018年2月12日 12時
