炎火のヒーロー

炎火　6 ページ7

そして会場、雄英高校の校内まで来た




ここだけですごく広い

迷いそう。めんどくさい

人結構いるし酔いそうだなー









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校舎内に入り、試験会場まできょろきょろと


周りを見回しながら廊下を歩いていると









？「やあ！君が”火炎”の娘さんだね！」


A「(ビクッ)」




静かな廊下を見た限り一人で歩いていると思っていたら


急に下から声が聞こえた



そのため目線を下に向けると


そこにはネズミ・・・？ネズミでいいのかな？


ネズミーマウスが服を着て二本足で立っていた





A「え・・・えっと、一応・・・そーですけど・・・」



？「おっと、ごめんよ






ネズミなのか犬なのか熊なのか、かくしてその正体は・・・


校長さ！」





ああ、この人が校長なんだ・・・


つーかネズミーマウスでいいんだよね？


なーんかややこしーなー・・・






A「校長・・・先生、かーさんのこと知ってるんですねー・・・




ああ、知らなければ推薦なんてもらえないか・・・」



根「そんなことないさ！君の個性も素の身体能力も素晴らしい！


将来有望だと思うよ！僕は！」



と廊下を歩きながら校長先生はそう言った


たぶん迷子になりかけている私に、試験会場の場所教えてくれてるんだと思う

申し訳ない




A「まあ、一応かーさんの血は入ってますし・・・

本人が作ってくれた鬼畜メニューもこなしてますし

そこは自信ありますけど」


根「それであの動きなんだね！

去年君の入っているバレー部の大会を見たことがあるよ！」




んーなぜ？


その時にはもう目つけられてたの僕？

テレビ？テレビで見たの？


試験前に混乱してきたや





根「君の反応、反射、そしてその観察眼


簡単に身に付けられるものじゃあないよ！」


A「そこは元々持っていたので・・・

ありがとうございます」









それから地味に長い校長先生の話を聞かされながら


私は試験会場まで向かっていた









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