炎火のヒーロー

炎火　３０ ページ31

翌日の午後、ヒーロー基礎学の時間


今日はレスキュー訓練をするらしい


相澤先生がなんか意味深なこと言ってた気がするけど

特に気にせずコスチュームに着替えてバスに乗った







A「轟君隣失礼するねー」

轟「ああ」



なんか昨日も同じような会話した気がする


あ、でも轟君から「・・・」がなくなった

髪染めてよかったねホント





そう思っていたとき、いずの隣に座っている

たしか蛙吹さん、が





蛙「私、思ったことを何でも言っちゃうの

緑谷ちゃん」


緑「なあっ！はいっ蛙吹さん・・・！」



一々照れなくても・・・



蛙「梅雨ちゃんと呼んで」

緑「つ・・・つう・・・・」








蛙「あなたの個性、オールマイトに似てる」


緑「ええ！？あ・・・そうかな・・・！？いやでも〜僕は・・・そのっ・・・」



と、とんでもないことを・・・

つーかいず分かりやすい。驚くのは分かるけど

ポーカーフェイスをたもとーよ・・・




「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトは怪我しねーぞ

似て非なるあれだぜ」



ナイス赤髪君

名前はたしか・・・切島君だ



切「しっかし増強型のシンプルな個性はいいなあ！

派手でできることが多い！俺の硬化は対人じゃ強えけど

如何せん地味なんだよなー」



そう言って左手を硬化させる切島君

充分強い個性だとは思うけどー


同じようなことをいずも言った






切「まー派手で強えといえば

轟と爆豪だな！」



そだねー

プロ並みだと思うよ




緑「あ、Aちゃんも派手で強い個性だよ！」



A「え・・・」



その会話入んなきゃダメなのー・・・？




切「そういや火炎の個性知らねえな！

体力テストんときは派手さは感じなかったけど

素早さか増強型の個性かなんかか？」



どっちでもないや



緑「僕もAちゃんの個性は見たことないけど






あの『猛火ヒーロー、バーン・ウェイブ』と同じ個性の


炎火らしいんだ！」




んんん！？、世間に広まっているっちゃ広まってるけど

一応僕がそのバーン・ウェイブの娘というのは隠してるんだから

言うなって言ったよねー！？




切「・・・え！？あの・・・！？






もしオールマイトがいなかったら

ナンバー１のヒーローになっていたかもしれないっていう・・・

あのバーン・ウェイブと同じ個性！？」




なんでそんな説明口調なの？

二人とも





爆「はあ！！？んなの聞いてねえぞ！？」



うるさっ









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