炎火のヒーロー

炎火　２６ ページ27

・・・え、オールマイトー？


オールマイト・・・？

や、痩せた・・・？(精一杯のコメント)







A「・・・って違う違う」


オール「えっ」





私はいずの様子を見に来たんだ





A「いず・・・緑谷出久の様子を見に来たんですけど


どうですかー？」


椅子に座っている老婆、リカバリーガールにそう聞いた



リカ「・・・たしか、”燃火”の娘さんだったね」



ねんか、火炎燃火


僕のお母さんの名前だ




ちなみに毎回言ってるかーさんは火炎の「か」

普通に親として呼べばお母さん

いずには最初紛らわしいねって言われたの覚えてるー





A「まあ一応、リカバリーガール・・・先生・・・？

のことは少し聞いたことはあります

会ったら「よろっぴー☆」と伝えておいてと」


リカ「相変わらずなんだねえ・・・








ああそうだ、緑谷君ならとりあえずなら無事だよ

安心しな」



A「(とりあえず・・・)それならよかったです」




ちょっと不安な言い方されたけど


無事ならそれでいいやー









・









っと、忘れるとこだったー







私はオールマイトらしき人物の方に体と目線を向けると









A「な・・・・！？お、オール・・・・マイト・・・！！？」


オール「いやもう遅いかな！！？

無理に大げさな反応しなくても・・・！！」





一応びっくりはしてるからとりあえずやった方がいいかなーって





A「はあ・・・じゃあ、何その姿・・・ですか」


オール「なんで私のときはそんな敬語下手なのかな！？」


A「スイマセンわざとではホントないんですけど・・・」



いやこれホントだからねー？

ほら、相性ってもんがあるでしょー？それと同じってことでー



んー・・・つーか・・・・






A「・・・・あー！






いずの個性って誰かのに似てるなーって思ってたけどー

オールマイトのに似てるー」






オール「(ギクっ)」


私がそう言うと、オールマイトはあからさまに肩を揺らした



リカ「(分かりやすいねえ・・・)」









・









A「てのは冗談です、廊下からちょっと聞こえたんで」


オール「ええ聞かれてた・・・！！？」









・

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